バンドがYouTubeを上手に活用する秘訣!賢く再生回数を上げよう!

ライブ撮影

YouTubeに動画を投稿しているバンドが少なくないですが、実は「設定」などの「音楽そのものとは関係ない部分」で損をしているバンドが多いです。そこで今回は「少しでも再生回数を上げるための設定方法」を紹介しますので、ぜひ実践してくださいね。本記事を読み終わったらすぐに試すことができることばかりです。

目次

バンドがYouTubeを最大限活用する方法|再生回数を上げるための設定手順

YouTubなどのSNS

YouTubeでの再生回数を上げるためには、もちろんバンドとしての実力を上げる必要があるはずです。

しかし、それ以前にYouTubeにおける「設定」で損をしている可能性があります。
YouTubeを最大限活用するための設定手順を紹介します。

1:他のバンドの動画を3つ厳選する

まずは、他のバンドの動画を3つチョイスします。
例えば、

動画1:自分が好きな大物バンドの動画
動画2:その大物バンドと似た傾向の中堅バンドの動画
動画3:自分のバンドと似た傾向の若手バンドの動画

といった感じです。
「クリーンに活用する」ことが大事ですから、いずれの動画も「そのバンドのYouTubeでのオフィシャルチャンネル」で投稿されているものを選んでください。

2:自分の音楽動画のタグ設定をする

ページのソースを表示

動画の基本設定の一つに「タグ」というものがあります。
このタグを効果的に活用すると、YouTubeの再生回数が上がりやすくなります。

まずは先ほどチョイスした「動画1」をパソコンで再生します。
画面上で右クリック→「ページのソースを表示」を選択。
すると、アルファベットがたくさん並んだ「HTMLタグ」というものが出てきます。

35行目くらいに「「動画1のタグ」をそのままコピーして、「自分のバンド動画のタグ」にしてしまいましょう。
同じことを「動画2のタグ」「動画3のタグ」に関しても行います。
タグは40個前後設定可能なようですから、足りなくなることはないはずです。

これによって、「動画1」「動画2」「動画3」が再生されているときに、「関連動画」としてあなたの動画が表示されやすくなります。

ただし、「自分の動画の内容と全く関係ない言葉」をタグにすることは好ましくありません。
タグを一つ一つチェックして、該当するキーワードがあれば削除しましょう。
まあ、どのタグも音楽、バンド、音楽のジャンル……などに関連する言葉でしょうから、ほとんど大丈夫だとは思いますが。

3:自分の動画の説明文を作る

自分のバンド動画の「概要文(説明文)」を作ります。
動画の解説、自分のバンドの説明などを書いたら、末尾に

ロックバンド/○○○(バンドのジャンル)/尊敬するバンドです! 動画1のURL/影響を受けたバンドです! 動画2のURL /今注目しているバンドです! 動画3のURL

などと入力します。
このように活用することで、やはり「動画1」「動画2」「動画3」が再生されているときの画面において、「関連動画」としてあなたの動画が表示されやすくなります。

ただしこの概要文(説明文)は、タグと違ってリスナーからも読めてしまいます。
中には「ああ、再生数稼ぎをしようとしているな……」と思う人もいるはずなので、「少しでもバンドのイメージを損ねたくない」というのであればやめておきましょう。
その場合は、「ロックバンド/○○○(バンドのジャンル)」くらいで止めておきます。

4:動画のタイトルを調整する

「バンド名/曲名」だけのシンプルな動画タイトルで再生回数をきちんと取れるのは、ある程度有名なバンドだけです。
駆け出しのバンドの場合は、動画のタイトルも工夫する必要があります。

例えば
「ジャンル/バンド名/楽曲名/動画タイトル(ここは省いてもいいかもしれません)」
などとしてみましょう。

「タイトルの最初の数文字にウエイトを置く」という特徴が、YouTubeの検索アルゴリズムはあると言われていますので、「ジャンル」を最初に入れるのが大事です。
有名アーティストでもない限り「バンド名」で検索する人は少ないでしょうから、バンド名をタイトルの最初に入れるのはおすすめしません。

バンドがYouTubeを最大限活用する方法/上級編

1:タイトルに英訳も入れる

余裕があればタイトルに英訳も入れてみましょう。
海外のリスナーによる再生回数が多少なりとも上がる可能性があります。

実際、「日本人が投稿した動画なのに、コメント欄は英語ばかり」という動画もたまに見かけます。

2:サムネイルにもできるだけ力を入れる

Canva

Canva Pro – オンライングラフィックデザインツール

「動画を再生する前の一枚絵(画像)」のことをサムネイルと言います。
極端な例ですが、このサムネイルが「ただの黒一色(真っ黒)」だとすると誰も再生したくなりません。

ですから、サムネイルも可能な限り作り込みましょう。
「Canva」や「pixlr」を使うと作りやすいです。

再生回数が多いバンドのサムネイルをヒントにするのがおすすめです。

3:とりあえず収益化はやめておく

「動画広告」があると、かなりのユーザーがそのまま再生をやめてしまうというデータがあります。
YouTubeの動画の単価は「1再生につき0.1円程度(もっと安いという噂も)」です。
あまり再生回数が伸びない駆け出しのバンドにとっては、ほとんど意味がないので、とりあえず広告はつけない(=収益化しない)ことをおすすめします。

まとめ

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バンドがYouTubeを最大限活用して再生回数を上げる方法を紹介しました。
「タグ」「概要文(説明文)」「サムネイル」などを工夫することで、取りこぼしをなくしましょう。
ただ、「収益化」の部分が特にそうですが、「商売っ気」や「悪い意味での貪欲さ」を見せすぎるとかえって人が離れる可能性があるので気を付けましょう。

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