【2022年 ブレイクバンド20選】おすすめBAND 売れるバンド紹介

【2022年 ブレイクバンド20選】おすすめBAND 売れるバンド紹介

今年もやらせて頂きます!!
2022年を彩るであろ20組のアーティストを僭越ながら厳選!!
一年経つ毎にみるみる音楽の形、活動の仕方、背景が大きく変わっていく。
まだ完全とまでは行かなくても緩和して来たイベント市場で大きなフェスも内容を制限しながら動き始めましたね。
そんな先々にあるフェスやライブで活躍するであろアーティストの方々を早速紹介!!

【2022年 ブレイクバンド20選】おすすめBAND 売れるバンド紹介

【2022年 ブレイクバンド20選】おすすめBAND 売れるバンド紹介

目次

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WOMCADOLE

「これが欲しかったんだろ」と言われんばかりの一撃ロック!

イントロ、出だしでまずロック好きの耳をしっかり掴む音。サウンドだけではなくしっかり聞け、口ずさみたくなるメロディ完成度は抜群に高いと言えるだろう。そのバンド名は
WOMCADOLE(ウォンカドーレ)
閃光ライオット2013ファイナリストに選出。
キャリアとしては長い彼ら。
2020年新メンバーを迎え現体制になったWOMCADOLEは勢いが更に増し、2022年はライブバンドとして大舞台を飾る事必須です。

ラウドロック、ポストロック好きへ

各プレイヤーが持つラウドロックやポストロックなどの影響が垣間見られるが、オルタナやブルースなどのアプローチも感じられ青さの香る楽曲、黒く衝動的な楽曲、感傷的な楽曲だけでなく、シニカルなユーモアの効いたものもあり、表現方法をアルバム事に拡張すべくトライしていることが窺える。
樋口侑希(Vo/Gt)が吠えるように歌う歌詞もストレートでヘヴィなグルーヴ、歪みを多用した鋭利なアレンジや重厚なコーラスなど楽曲のクオリティの高さから是非生で、ライブで彼らの楽曲を感じて頂きたい。

NEHANN

80年代ポストパンクの美学を正しく受け継ぐNEHANN (ネハン)

80年代ポストパンクの美学を正しく受け継ぎながら、90年代グランジ~オルタナティヴ以降のセンスをちりばめた現在進行形のアンサンブルを奏でる5人組バンド。今大きく変わりつつある国内のインディーシーンで独自の存在感、異彩を放ちはじめている。
80年代90年代のポストパンクやニューウェーブ、グランジ、現行インディーズやダークウェイブなど多くの洋楽からの影響を受け継ぎながら、NEO TOKYO発の新しい感性のバンドとして、今後国外での活動も期待出来る。
ソリッドなギター、タイトなリズム、耽美なボーカルといった80年代ポストパンクの意匠を纏いつつも、そこにロック的なダイナミズムを注入したかのようなスタイルは、オリジナルなポストパンクというよりも2000年代後半に注目を集めたリバイバル勢の方が近いかもしれない。

オルタナ、グランジ好きは一気に持ってかれます

そして国内だとGEZAN、THE NOVEMBERS、Lillies and Remains、PLASTICZOOMSといった辺りのバンドのファンなら数秒でヤラレること請け合いな楽曲と、やはり流暢な英歌詞と発音、その可能性を最大限に広げている色気ある歌声による独自の音楽性は、遠くないうちに世界へと広がって、様々な方面に強烈なインパクトを与えることになるであろう。

Deep Sea Diving Club

早耳リスナーは必須!!

福岡で結成され、谷颯太(Vo/Gt)、鳥飼悟志(Ba/Cho)、大井隆寛(Gt/Cho)、出原昌平(Dr/Cho)、からなる、ロック、R&B、ジャズなどジャンルレスな音楽性を感じさせるメロウでフリーキーな4人組バンド。
2020年10月にBBHF、NITRODAY、Warbear、TERAが所属するBeacon LABELから配信シングルをリリース。
Rin音やMichael Kaneko、kiki vivi lilyと言ったヒップホップ、ネオソウルの若手実力派アーティストなどをフューチャーし今年大注目のアーティスト。

シティポップ最前線

ここ近年、日本のシティポップが世界的に注目される中でYogee New Wavesやnever young beachに並ぶ現シティポップの若手世代。
このジャンルが好きな人にはすぐに耳を持ってかれて聞き入ってしまう音。
爽やかな音色と心地よいギターの音で世界観に引き込まれるこの楽曲「T.G.I.F.」
意味は 「Thank God, It’s Friday.」の頭文字を取ったもの。 直訳すると「神様ありがとう、今日は金曜日だ」という意味。
なんともユーモアで比喩的な要素もあり、韻を踏みながら作り込まれた歌詞にも注目して頂きたい。

KALMA

 

 等身大で夢を歌うバンド!!

メンバー全員が2000年生まれ、北海道出身の3ピースロックバンド。2016年5月に札幌で結成。
とにかく前を向いて等身大で夢を歌うけれど、時折感じさせる哀愁が聴く人の心を揺さぶる。全国でファンが増殖中のロックバンド。
畑山悠月(Vo/G)のハスキーでまっすぐなヴォーカルは前に進む以外の不要なものを、極限まで削ぎ落したような KALMA。アンディーモリ好きな方はチェック必須ですよ!

あるがままを歌詞、曲に投影。

懐かしいあの頃を振り返る光景にちょっとしたセンチメンタルを感じさせる曲や初期衝動そのものみたいなジャンクな音像がキラキラと光る楽曲など進化が今年も止まらない。
ここから未来へ進んでいくという意志や決意を力強く、彼らの紛れもない今この瞬間が生々しく綴られている歌詞も印象的な青春バンド。
中でも美しいアルペジオとコーラスはバンドの象徴にも聞こえるほど耳心地が良い。

オレンジスパイニクラブ

TikTokでバズって火がついたバンド!

今や、ヒットツールの一つとして代表格にもなりつつあるTikTok。そこで一躍話題になったオレンジスパイニクラブ
注目の新人アーティストを選ぶ「SPACE SHOWER RETSUDEN NEW FORCE ARTIST」にyonawoやなきごとらとともに選出され、音楽界隈でも注目を集めているバンドでもある。

ライブパフォーマンスにも期待!

オレンジスパイニクラブの特徴は親近感のあるメロディと揺れ動く微細な感情の機敏を表した歌詞表現にある。そのメロディと歌詞はTikTokでバズを引き起こし、最大のヒットソングになりました。スズキユウスケ(Vo/G)が「オレスパの基準になってる曲」と語るように、後のオレンジスパイニクラブの方向性を決定づけた楽曲。青春の思い出が眼前と浮かび上がってくるような情景豊かな歌詞は彼らの真骨頂と言えるでしょう。
クリープハイプ好きには是非お勧め!
そんな彼らの魅力はThe ドーテーズ時代に培われたライブパフォーマンス。ある記事でも「音源とライブの差別化をしたい」と話しており、ライブならではの魅力を出していきたいと語っている彼ら。新型コロナウイルスの感染拡大により、思うようにバンド活動ができない中で、無観客での生配信ライブを開催。今年は彼らの真骨頂であるライブを見るチャンスがあると期待して待ってみよう!

Ochunism

ジャンル不特定を掲げる6人組ロックバンド

2019年4月に大学のサークル仲間を中心に結成されたヴォーカル、ギター、ベース、ドラムに、キーボード、サンプラーを加えた6人組バンド Ochunism(オチュニズム)は、2019年11月に開催された「Next Age Music Award2019」でグランプリを獲得。2020年3月にリリースした1stフルアルバム『Gate of Ochunism』では、収録曲「rainy」のミュージックビデオが16万回再生を突破するなど、ハイクオリティな楽曲が注目を集めている。

ハイセンスと高い楽曲クオリティ

アシッドジャズやネオソウル、R&B、ヒップホップといったブラックミュージックをはじめ、トライバルな民族音楽も取り込み、コロナ禍の心境も滲ませた内省的な世界観を作り上げた。洗練されたアート性と日常のBGMとしても機能する親しみやすさを両立させた作品は、2020年代を席捲する新たなポップアイコンの登場を予感させるバンドだ。
Spotify内公式プレイリスト”RADAR:Early Noise”、Apple Music内”Tokyo Highway Radio”に選曲されるなど、そのハイセンスで緻密なサウンドと高い楽曲クオリティで注目を集めている。

NEE

心踊る冒険心、終わらない文化祭、ピュアな実験精神

2017年に結成され、「エキゾチック・ロックバンド」を自称する彼らのメジャーデビュー1st Full Album「NEE」をまず聴いて欲しい。
インディーズ時代に発表した「歩く花」「九鬼」「不革命前夜」などの人気曲をあますことなく収録。文字通り、バンドの名刺代わりの1枚になった。
ロックを軸に雑多なジャンルを縦断する、たしかな演奏力に加えて、鋭利で歪なシンセサウンドを大胆かつユニークに取り入れたハイセンスな楽曲たちは、圧倒的なオリジナリティをもっている。 今後、音楽シーンを席捲してゆくであろう底知れないポテンシャルを秘めながら、まさに「冒険」のようにバンドを全力で楽しんでいるようだ

ボカロPならではのバンドサウンドと楽曲

くぅ(Vo/Gt)がボカロPとして活動していることもあってか、ボカロ曲に多く見られるような休符が少なく乱高下するキャッチーなメロディーや、ゴチャゴチャした情報量、突き刺すようなギターのメカニカル感。
さらに学校をテーマにしているだけにいい意味での青臭さなどがあり、そこに神聖かまってちゃんからレッチリまで、バラバラなメンバー各自のルーツになっている要素も垣間見え、でもそれらの要素がほとんど感じられなくなるまで混ぜ合わせたような楽曲は、いずれも強烈な個性を放っている。

ジャニーズにだって楽曲提供

くぅ(Vo/Gt)がHey! Say! JUMPの“群青ランナウェイ”というタイトルで楽曲提供したりとバンド活動以外でもその音楽性の評価は高い。
曲の展開が読めず、飽きないところや様々な音楽要素をごちゃ混ぜで詰め込んでいるカオスな音楽でかつ、曲の中でメリハリがあり、曲のテンション感を落とす時は落とす。
あくまで歌が耳に残ることを主軸にしており、この一見めちゃくちゃなのに、歌える、踊れる、そして突き刺さる音楽性が彼らの良さでありメンバー各自の技術も高い

the Vases

荒々しくもメロウなロックンロールサウンド

様々なバンドの活躍により全国から注目される名古屋ロックシーンに新たな刺客が現れた。名古屋出身の4人からなるロックバンド、the Vases(ザ ヴェイシズ)だ。UKロックの影響を色濃く感じさせるギターリフと、90’sポップカルチャーのフィクション世界にいるかのような世界観の歌詞が特徴。
陽気なオールディーズサウンドと、エッジの効いた露骨なギターサウンドが印象的なロックナンバーなど現代のデジタルミュージックに飽き飽きしている人に、ぜひ聴いて欲しい楽曲だ。

毎年現れる受け継がれるルーツ

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、BLANKEY JET CITY、洋楽ではNirvanaなどに影響を受けルーツにしているようなサウンドのバンドは毎年のように現れていて
ガレージロックやオルタナティブロックのようにザクザクとしたギターサウンド、弾けるベース、がなる歌声だったり日本人は心底ロックが好きだと感じられ、新たな若い世代に一昔前のロックがどう影響を与えて、いかにアウトプットしてくれるのか。ただただ影響を受け真似事では終わらないのが音楽のいいところであり、その世代や時代によって一捻り加わって新たな物が出て来る。それがらしさとしてどう表現されるのかこのバンドも今後を期待してみよう!

Kroi

ラフな空気から生まれるDIYなブラックミュージック

リリースごとに曲の雰囲気が変わっていく健全なミクスチャーロックバンド、Kroi(クロイ)は5人組ミクスチャーバンドです。 メンバーは内⽥怜央(Vo)、長谷部悠⽣(Gt)、関将典(Ba)、益⽥英知(Dr)、千葉⼤樹(Key)。 年齢は全員がまだ20代とフレッシュながらも骨太なサウンドと不思議な語感の歌詞で注目を集め、ネクストブレイクが期待されている。
R&Bやファンク、ソウル、ヒップホップなど、ブラックミュージックを下地に様々な音楽を鳴らしています。バンド名の読み方はクロイで、名前の由来はメンバー全員がブラックミュージックを好んでいたことから来ており、そこから受けた影響を日本人として昇華していくという意味を込めて、Blackの日本語である「黒い」から端を発しています。 さらに全ての色を混ぜると黒になるという意味でも「黒い」で、ミクスチャーバンドとしての立ち位置を示しいる

独自のファンクネスとユーモア

浮遊感のあるギター、ボディーへ直接的に作用するベース、パーカッションがかなりカッコいいです。
これだけJ-POP離れしたメロディーでも日本語で歌われていて、メンバーはひとつのジャンルに偏ったような曲作りはしたくないと語っており、下地にはブラックミュージックを敷いていながらも、それだけに留まらないフレキシブルな楽曲観で、Kroi色のブラックミュージックを感じられる。
近未来的でもあり、どこかチープさのある手作り感満載なMVがサウンドと共に80年代感を滲ませていて、かえって新鮮なところもあり
また、内田さん(Vo)はもともとドラムをやっていたそうで、ファンクやソウル、R&Bを好きになったきっかけに繋がっています。その時の経験がラッパーとしてのリズム感に強く影響を与えました。

peeto

カルチャーロックなNew Music!!

2017 年3 月に結成された野田択也 (Vo/Gt) 鮨朗 (Gt)、松井友哉(Ba)、Koto (Dr)、千葉県柏発カルチャーロックバンド”peeto”(ピート)
ブラックミュージックやシューゲイザーなど歴史ある様々なジャンルをルーツに持ち、野田さん(Vo/Gt) の天性の歌声によって現代に引き寄せられたpeeto 的”New Music”の提案。
まだ無名ながらその音楽性は業界関係者からも評価が高い。

実に多様、全く飽きない楽曲の数々

ロックというには少しお洒落な印象を受けました。シンプルに聴ける音の作り方、間と間での伸びのあるギター、あと柔らかく聴こえるボーカル。音自体も歪ませというよりも、ナチュラルな音、チルポップスにもサーフミュージックにも取られる要素がメロやギターの音色に色濃く出ていて爽やかな情景を彷彿とさせる。
ファンクやソウル、シティポップのにも捉えられる楽曲もありそれは実に多種多様、変幻自在でありがちなポップスで完結させてないところが素晴らしい。
ライブでもかなり映える楽曲達なので今年の夏フェス注目株!個人的にはFUJI ROCKにはピッタリじゃないのかと推している。

YONA YONA WEEKENDERS

つまみになるグッドミュージックをコンセプト

磯野くん(Vo)、キイチ(Gt)、シンゴ(Ba)、小原 “Beatsoldier” 壮史(Dr)、の4人で結成されたメロコア・パンク出身の4人組バンド。
バンド名はメンバー全員、平日は会社員として働き、夜な夜な週末にバンド活動をおこなっていたことが由来。彼らが奏でるサウンドはモダンでメロウな大人シティポップ
磯野くん(Vo)の伸びやかな美しい歌声とグルーヴィーなシティポップサウンドが各メディアで大絶賛。有力プレイリストに続々入るなどインディーズシーンで昨年からヒット連発してきた。既に人気フェスにブッキングされるなど、アルバムを出す以前からその勢いは止まらない。

 メロコアパンク出身ならではの愚直さ、泥臭さ

メロコアパンク出身という経歴をYONA YONA WEEKENDERSが最大限の武器にしているということである。それは、爆音で派手だとか歌っている内容が熱いなどといった端的なことではない。自分たちが信じた音楽に対して泥臭く、愚直で、正直。好きなことへ真っ直ぐに愛を注ぐ。そういったマインドが宿っているからこそ、たとえメロウな曲を演奏しても、リスナーを振り向かせる求心力を保っているのだ。そしてそれはオーディエンスの体と心を揺らす魔法なのである。

サラリーマンが音楽に乗せる希望と日常

YONA YONA WEEKENDERSは、いつだって日常を歌う。社会の荒波に揉まれてきた、若すぎないサラリーマンだから歌える日常。何の変哲もない日々は運命を変える劇薬にはならないが、毎日を少しだけ照らす光にはなりえる。その感覚は「あ、今日も生きていてよかったな」なんて、ふと思わせてくれるものだ。そんなほっとしてしまう心地よさがあるからこそ、YONA YONA WEEKENDERSのライブではそのメッセージがグッと刺さってくる。
そんな心をほどく魔法を感じる音楽であり、ライブを是非チェックして欲しい。

Penthouse

会社員と音楽「相乗効果すごい」東大発社会人バンド

シティソウルバンドPenthouse(ペントハウス)は、東京大学の音楽サークル出身の6人で2018年に結成。 Penthousがユニークなのは東大出身のバンドというだけでなく、メンバーがすごい特技を持ち、さらには会社員やピアニスト兼YouTuberなど他に仕事をしながら音楽活動をしている点だ。
デビューから1年程でV6に楽曲提供をする経歴書のあるバンドでその実力は業界でも評価が高い。
結成直後からポップセンスと歌や演奏力の高さから注目を集め、2021年にリリースされた6thシングル「26時10分」と7thシングル「…恋に落ちたら」は、YouTubeやサブスクの再生回数がバンド史上最速ペースで急伸。

新たに呼ばれるシティソウル

あまり馴染みのないシティソウルとは、「ジャンルを越えて融合した洗練されたポップ・ミュージックで、ヒップホップ以降のグルーヴを備えた音楽」と定義される、シティポップから派生したソウルミュージックで、昨今ブームであるシティポップに続くであろう新たなジャンルになるだろう。
あるインタビューでは「日常をちょっとおしゃれに彩る音楽」をコンセプトとして、Maroon5の1stアルバム「Songs About Jane」のような音楽を目指して活動を始めたとのこと。

明日クラゲに刺された

ヴォーカル以外はメンバー変動式のバンド

まーこ(Vo)、を中心に2018年8月に結成。Vo.以外はメンバー変動式のバンドスタイルをとり、各パート多方面で活躍しているプレイヤー達によってチームを編成。恵比寿club aim にて開催された初ライブからSOLD OUT を記録。ロック、ポップ、 パンク、エレクトロ等の音楽性を取り込んだ独自の音楽性が話題を集める東京を拠点に活動する、
一風変わったグループ名は、「その毒々しい感じを表現したい」という思いからつけられた。

ミオヤマザキ好き必見!

ダークな雰囲気のロックナンバーの中にドラマチックでもあり攻撃的でもある、鋭利でもあり壮大でもあるそのサウンドは歌詞の世界観をさらに確立。
ギラギラとした力強いサウンドと高い疾走感を、ダンサブルに鳴らし圧倒させられるサウンド感なのに、リアルなストーリー、想いが自身と共鳴して、その世界観に没入させてくれる。 落ちることも上がることもできる楽曲の数々。
メロディー自体のノリも抜群だが、バキバキのベースラインだったり小気味よい鍵盤も抜群。  音にも言葉にも切れ味があるので、聞いているとどんどん高まっていきエネルギッシュなムードに溢れている。
そんな楽曲が揃ってる1st ALBUM 「捕食」を是非聴いて欲しい。

YAJICO GIRL

期待値の高い若手バンド!

YAJICO GIRL(ヤジコガール)は2012年に大阪で結成された5人組バンド。きっかけとなったのは高校の軽音楽部。
2016年に“未確認フェスティバル”グランプリや“MASH A&R”グランプリなど、数々の賞を総なめにした。
R&Bの要素を取り入れた”ギターロック・バンド”という枠に収まらないサウンドを手にいれた。
四方さん(Vo)が作詞作曲を務め、独自のフィルターを通してアウトプットされる楽曲は王道とマニアックの間を行き、幅広く支持を集める。
MVの制作からデザインまで古谷さん(Dr)の主導により完全自主制作で行い、その作品の評価も高い。
独特の個性とリズムで日々を歩くマイペースなスタイルとは裏腹に、楽曲に込めるメッセージは時代の憂いを的確に捉えて、アンチテーゼをさりげなく放つ。
どこか哀愁漂う圧倒的メロディセンスと抒情的な歌詞が秀逸な、2022年バンドシーン最重要な「転がる石」ロックンロールモンスター。

J-ROCKに影響を受けた新たな世代

くるりやASIAN KUNG-FU GENRATIONといった日本のロックをルーツに良い所をギュッと凝縮しつつ、時にMr.Childrenの桜井和寿さんをも連想させる四方さん(Vo)の熱っぽいヴォーカルは、よりスケールの大きなポップバンドとしての魅力も感じさせる。
心地いい反復が生むグルーヴと、そこに被さる多彩な音色のギターが印象的な淡いサイケナンバーな楽曲やアンビエントな音像が覆う世界の音楽シーンも意識しつつ、日本のバンドとして自分たちがやれることと真摯に向き合ったような曲ばかりで、進化と深化を同時に果たしたような印象だ。

ギターロックは一つ上の段階へ

ギターロックに象徴される邦ロックと2010年代半ば以降のR&Bやエレクトロの影響を受けたインディー・ミュージックは混じり合うことはないと思っていたが、YAJICO GIRLはそもそもそのどちらかに完全に属する音楽性ではなかったものの、ギターロック・バンドとして音楽性を更新して前進するユニークなバンド。
幅広いアレンジ力が魅力的で、浮遊感のあるギターの音色と伸びやかでクリアな歌声が、バンドの世界観を見事に表現しているように感じる。

黒子首

妖怪のようなバンド名

2018年7月結成の3人組バンド、黒子首(ほくろっくび)。
もともと2人組のアコースティック・ユニットとして活動していた堀胃あげは(Gt.Vo)が「アコースティック・ギターだけでは表現しきれない」と感じたことから、表現の幅を広げる為にバンド活動へ。同じ音楽の専門学校卒業という、みと(Ba.)、田中そい光(Dr.)をメンバーに招き結成。東京を拠点に活動し、ラジオやSNSでも口コミが広がるなど、今注目を集めるバンドだ。
このバンドを組んだ時に、海外展開を視野に入れて活動しようということになり、海外の方が興味のあるものってなんだろう?って考えた時に「日本の妖怪って面白いよな」という話になり。そこから〈ろくろっ首〉を選んで、メンバー全員に首にほくろがあったので黒子首(ほくろっくび)という名前になったそう。

 妖艶で叙情的な歌に広がる世界観

堀胃あげはさんのアンニュイで魅力的な歌声が、退廃的な世界観を創り出し、どことなく惹かれてしまう。
楽曲の細部へのこだわりにも注目してほしい。サウンドもポップで、みとさんと田中そい光さんのテンポよく跳ねるリズムに乗っかるメロディも心地よい。
妖艶に、時に叙情的に歌い上げる堀胃あげはのヴォーカル、そして瑞々しいアコースティックギターの音色をタイトなリズム隊が支える。
ギターの音色やフレーズ、アルペジオがなんとも世界観に一気に引き込んでくる。
黒子首の音楽性はとてもシンプルなものだが、それが故に作品では作詞作曲を手がける堀胃あげはさんの作家性にずば抜けたい才能を感じる。
想像力を刺激するようなストーリーテリング的なリリック、そして独特の言語感覚などがダイレクトに表出する。

グソクムズ

 フォークやシティ・ポップスの良質遺伝子を持つバンド

東京・吉祥寺を中心に活動し、”ネオ風街”と称される4人組バンド。たなかえいぞを(Vo, Gt)、加藤祐樹(Gt)、堀部祐介(Ba)、中島雄士(Dr)からなるメンバー全員がソングライターという4ピースのバンドだ。はっぴいえんどや高田渡、シュガーベイブなどの音楽から影響を受けているという。親しみやすくも滋味深いロックを鳴らす。

叙情的に描写の普遍性

滑らかで豊潤な温もりを感じさせるテンダーヴォイスから流れ出るように伝わり来るのは豊かな叙情がうかがえる情景描写。 それほど気負うわけでもなく、日常的な生活の断片を歌ったような語り口に溢れた歌詞の親しみやすさが魅力。 適度にナチュラルに、ある意味では本能的に鳴らした音が時として楽曲に深い彫りと陰影を与えソウルフルに響かせています。
彼らのバンドサウンドを、古さや新しさで測る訳ではなく、水溜りの反射に映る汚れた街が美しく見える瞬間、夕焼けの鮮やかさがどこか哀愁と黄昏を感じたことがあるのではないでしょうか。その感覚は、今も昔も変わらないはず。そして、グソクムズの音楽は、直感的にその本質をつかんでいる気がする。

聴いたらやっぱあのバンドが思い浮かぶ

日本を代表するミュージシャン細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂が1970年代に活動していたバンド。あの時間に流れていた音楽に影響され、シンプルにメロディーの良さ、端的に伝わる歌詞のチョイス、気持ちよさを生む演奏のグルーヴ感はデビュー間もないとは思えない仕上がり。曲のタイトルもはっぴぃえんどぽくて好きです。そして各パートの好きなフレーズが曲に出ているのもすごく納得。シュガー・ベイブ、高田渡〜90年代J-POP(小沢健二/スピッツなど)の古き良き部分と「今」が融合したレトロでもなんでもない最新の音楽。

Atomic Skipper

疾走感溢れる女性ヴォーカルバンド

静岡県出身の中野未悠(Vo)、神門弘也(Gt,Cho)、久米利弥(Ba,Cho)、松本和希(Dr)による男女4人組ロックバンド。地元でデモ音源のリリースとライヴをコンスタントに行いながら2019年5月にはLUCCIのドラマー・長崎 慎が主宰するレーベル“BUNS RECORDS”に所属。2021年4月にはコロナ禍で生まれた楽曲を収録したミニアルバム『人間讃歌』をリリースし、同日ワンコインシングル「天変地異が起ころうとも」をゲリラリリースするなど、硬派でありながらユーモアのある活動を行なっている。
様々な音楽性をロックに着地させる逞しく力強い演奏力、凛々しさのある女性ヴォーカル、信念や哲学に富んだ歌詞は、聴くものを熱くさせるメッセージがある

エモいってこういうことではないのか

去年のコロナ禍の中でお客さんを目の前にしたライブができなかったり、活動に関して閉塞感や行き詰まりに直面したり、ネガティブな状況を経た中だといろんな思いが頭をよぎり、その中で自分にとって何が一番大切だっただろうということを思い返させてくれる歌詞。
歌と音に載せてこそ、この言葉たちの魅力が爆発するはず。それぐらい言葉とメロディ、音、歌声の関係性がしっかり練られて作られている。緻密さや計算高さ的な表現はこの溢れる衝動のような曲には合わない気がして「ストレートな音楽の衝動」これに尽きるかと思うので一度まず聴いて頂きたい。

一癖あるアレンジも注目

ポップパンクを基盤にしながら様々なジャンルを取り込んだ、自由なサウンドメイクにより磨きを掛けている印象でコードが洒落ていたり、マイナーコードが効いた歌謡ジャズ風味のアレンジも取り入れられていて、斬新な構成にいい緊張感があったりとどの楽曲にもギミックや遊び心の効いたチャレンジが多い印象の楽曲達も聞き所だ。

ヒナタトカゲ

そのバンド名が表すのは“陰と陽”。

2017年結成の神奈川県発、日本語ロックバンド。 2019年7月、旧ヴォーカルの脱退。メンバー脱退の危機を乗り換え、現ヴォーカルのかんたが2019年12月に加入。 新たに4人組として現体制で活動。
人間誰しもが持っている暗い部分と明るい部分を、如実に表現したい、ありのままの姿を表現したいという思いが込められているバンド名。
バンドとしては、誰かに寄り添える音楽を目指していると話す彼ら。
そんな彼らがこれからますます飛躍していく可能性は高いだろう。

メロコア好きには是非聴いて欲しい

04 Limited Sazabys、TOTALFAT、Dustboxを青春に聴いてた人には間違いなく刺さる。
キャッチーなメロとハイトーンボイスや疾走感ある楽曲はメロコア好きには待ってましたと言わんばかりのニューカマー。
出会いと別れを繰り返して生きていくという人と人の繋がりをテーマにしたり人間の生死をテーマにしたりと、それを泣きのメロディとエッジの効いた疾走感あるサウンドでストレートに伝えてくるロックナンバーが芯に語り掛けてくる。この熱量に共感は必須である。

Lucky Kilimanjaro

関ジャムでヒャダイン氏からも高評価!

2014年から音楽活動を開始し、徐々に注目を集めているエレクトロポップバンドLucky Kilimanjaro。東京を拠点にして活動をする彼らのピースフルなサウンド。
見た目はハッピーで賑やかな6人編成のバンド。しかし聴こえてくる音は、懐かしさと最先端を組み合わせた精密なエレクトロポップミュージック。歌詞は人生をポジティブに生きるメッセージに溢れメロディはどこまでもポップで伸びやか、ボーカルはラップの影響を感じさせつつ、素朴な親しみやすさでリスナーを惹きつける。Lucky Kilimanjaroは一言で説明できないほど、その存在は多様な魅力に溢れてる。

フランスの音楽要素も取り入れて!

リスナーの心を躍らせることを目的として結成されていますので、 色鮮やかなシンセサイザーのサウンドにダイナミックなドラム、パーカッション、 その合間に挟んでくるギター&ベースのおいしいフレーズ、キャッチ―なメロディで、確かに踊らせてくれる。 とにかくおしゃれ!ポップでキラキラしていながらもちょっと懐かしさも感じさせるのは、熊木さん(Vo)のルーツであるフレンチエレクトロの影響でjusitceやフランスのインディー・ロックバンド Phoenixが特によく影響を受けているように見える。

um-hum

 

実力派がダークホースになる間も無く!

2019年3月に始動し、1年足らずで関西最大級の音楽コンテスト『eo Music Try 19/20』でいきなりグランプリを獲得した男女混合4人組バンド。メンバーに関しては、ギタリスト・ドラマー・ベーシストとして個々人が過去に賞を獲得しているという実力派。
ダークホースになる間もないほどのトップスピードで、シーンに突如現れた超新星um-hum(ウンウン)は、シーケンスを使ったヒップホップやソウル、ジャズ、オルタナティブロック等を織り交ぜたニュースタイルな楽曲で、その異質な存在感を拡大し続けている。ネクストブレイクの呼び声が高い。

20年代の新たな形になるであろう

ジャズ研育ちの楽器パート3人全員による卓越した演奏、ジャケットのイラストを全て手掛け、作詞の一部も行い、ライブパフォーマンス時に観る者の眼を捉えて離さない魅力的なステージング、実に多才。
これまでもジャズを媒介にさまざまな要素をミックスしてきた彼らだが、新作ではその雑食的な嗜好がより顕著に。ロック的な質感をフックにしたり、ヨレたビートにメロウネスを浮かべるようだったり、独特な雰囲気のトラックにモノローグを乗せたりなど、1曲ごとにまったく異なるアプローチの楽曲を揃えている。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ビルボードでは特にアメリカではヒップホップの流行、日本でもその傾向が色濃く出てきて若いヒップホップアーティストがたくさん出て来てる中、やはりバンドもまだまだ根強く若い芽が出ている所を見ると日本人はやはりロックが好きなのであろう。
1966年ビートルズの来日以来50年以上経った今、日本人のDNA的にあの衝撃が受け継がれてるのではないかと憶測している私であります。

そして会社員と音楽活動の両立をするアーティストも増えて来ていて、昔の様に夢を諦めて現実的に生きるという概念が薄れていくというよりしっかり両立が出る、しやすくなって来てる。
それはアーティストの考え方然り、活動の仕方然り、機材然り、時代が変わって来てるのが目に見えてわかりますね。

最近ではファン同士が駅の広告看板の費用の支援をSNS集い広告をすることさえ推し活の一環としてしまうのだから驚き。

前例がないと言うのは大きなチャンスだと改めて思い知らされる事の数々。
今年もそんなアーティスト達が華開いて行くことでしょう。

それではこの辺で。長文お付き合いありがとうございました。

【2022年 ブレイクバンド20選】おすすめBAND 売れるバンド紹介

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平成生まれの音楽好き元バンドマン 邦楽、洋楽、ジャンル問わず良いものをとことん追求。 良いものでありながら人目に付かず埋もれていった音楽を世に広めるべくSNSなどを活用し展開中。