【2024年 ブレイクバンド20選】ライブの声出し規制の解除!Z世代の音楽解放戦線!

【2024年 ブレイクバンド20選】ライブの声出し規制の解除!Z世代の音楽解放戦線!

今年もこの時期になりました!!
やらせて頂きます!!
2024年を彩るであろ20組のアーティストを僭越ながら厳選!!
とにかく見て聴いてください!!
最後まで飽きさせません!
聴いてもらえれば絶対刺さる物が見つかる!

目次

目次

鋭児

 

オルタナ最前線!メジャーシーンに革命が起こりそう!

オルタナティブ,ロック,ソウル,ヒップホップ,エレクトロなどを混ぜた音楽性。鋭い児と書いてその名も「鋭児」(エイジ)
バンドの既成概念を壊すジャンルレスな音楽性とJAMをしながら作り上げていきリアルを追求するライブパフォーマンスがまさに圧巻!
2022年はりんご音楽祭など大型フェスにも多数出演。 2023年日本を代表する関西最大級フェス『METROCK OSAKA 2023』への出演を果たしている!
今、最もギラついているエッジの立ったミクスチャーバンドではないか。

ギラついたKing Gnuの様な世界観。

アークティック・モンキーズやフランツ・フェルディナンドなどからもバックボーンにあり、鋭児はそれらからの影響を受けながら彼らの世界にしか存在しない独自のサウンドを展開している!
エレクトロ感とバンド・サウンドとVo.御厨響一の圧倒的な歌声と表現が合わさったライブは是非とも一度体感してほしい。

ブランデー戦記

 

今年絶対売れる!60年代ポップス的な軽妙なグルーヴ感!

大阪発の3ピースロックバンド、邦ロック好きの音楽リスナーの間で話題になって、 2022年の夏に結成されたというブランデー戦記。メンバーは、ギター&ボーカルの”蓮月(はづき)”、ベース&コーラスの”みのり”、ドラムの”ボリ”の3人。
YouTubeのコメント欄を見ていると「YouTubeのおすすめから知った」というリスナーが多く、これといって何か大きなプロモーションはしていないようなのだが、それにも関わらずこの再生の伸びは驚異的。
上記にもある「Musica」という曲のなかで「私がクラシックを分かるようになったら結婚してくれる?」そんな言葉で歌われる大人と子供の狭間からこぼれ落ちる悲しくもロマンティックな思いが、融和している。タイトルからも察するに、歌詞は人間同士の関係という以上に“人と音楽”の関係を表しているのかもしれない。
昔のバンドや小説の名前を出すことで「ブランデー戦記は昔のことをよく知っているバンドだ」なんていうことを言いたいわけではない。固有名詞を並べ立てて「君、わかってるねえ」なんて言ってくる連中の言葉は無視していい。大事なことは、ブランデー戦記というバンドは“今”に居心地の悪さを感じているのではないか、ということである。だから、ブランデー戦記は疾走するのだろう。

 どこか懐かしさも感じさせるそのサウンド

この時代にあってブランデー戦記は、けばけばしいネオンカラーが照らすことのない感情や苛立ち、焦燥、無力感、退屈、日々の在りようを確かな体温を持ったバンドサウンドに乗せて歌っている。
その虚飾のない手触りが、若い鋭敏なリスナーたちの心を掴んだのだろう。そして何より、曲がいい。3ピースのダイレクトなサウンドは90年代オルタナティヴ・ロックからの反響も感じさせるが、同時に、そのメロディーやリズムはどこか歌謡曲的ともいえる甘やかさや艶やかさがあって、聴くものを惹きつける。
演奏を牽引する印象的なベースラインに、勇猛果敢なドラム、饒舌なギター、しなやかな強さを感じさせる歌声。
それらが混然一体となったアンサンブルが聴く者を魅了する

HOME

 

インディーポップの良さが凝縮

HOMEはsei.(Vo.)、o-png(PC)、shun(Gt.)の3人によって2020年に結成、沖縄のライブハウスで撮影された彼らのライブ映像がSNSで大きな話題を呼んだ。
80’sを彷彿とさせるギター・サウンドに華のある歌声が合わさった、“懐かしさ”と“新しさ”が交差するサウンドな楽曲。
現⾏のインディー・ロックやヒップホップとも共振しつつも、普遍的なポップスを志向する。アジアをメインフィールドとしながら、その眼差しは世界へと向いているようである。

 DYGL、never young beach好きは必見

ポストパンクからの流れを組んだ心地よい8ビート。
ルート音を刻むベースとほぼユニゾンで演奏される淡白なギター、それらを支えるクールなビート。
特にフックに差し掛かるところで使われるマイナーコードと美しいメロディーになんとも中毒性を感じでしまう。
衝動と繊細さを併せ持ち、メランコリーを抱えながらアジアのインディーシーンに自然に溶け込み先導する勢いも感じさせるバンドである。

Conton Candy

チャットモンチー以降のZ世代ガールズバンド

Conton Candy(コントンキャンディ)とは、東京を拠点に活動する20代のスリーピースバンド。高校の同級生で結成されたガールズバンドで、バンド名の「Conton」は「混沌」に由来してる。現在TikTokにおいても、弾き語りや歌詞になぞらえた投稿が注目されている!
Spotify週間バイラルチャート、上位にランクイン。MV等は現在80万再生を突破。精力的にライブを行いつつ、音楽フェスやイベントでは軒並み入場規制がかかるなど、ライブバンドとしても着実に成長を続ける。Vo紬衣の胸をえぐるような歌声と、ノイジーでポップなギターサウンド、ふとしたときに身体を貫く切なさ、痛み、苦みや甘さを丁寧に綴った歌詞、双子のリズム隊だからこその唯一無二のグルーヴ感で、観る者を混沌の世界に惹き込む。

いつの時代にも必ずいてくれる等身大ガールズバンド

シンプルに歌に寄り添う愛情たっぷりのフレーズ、この3人ならではの見事なコーラスワーク、ノイジーなギター、等身大の想いを飾ることなくそのまま描いた歌詞、そのどれもが自信と共に凄まじくレベルアップし、このバンドの確固たる強みとなっている。SNSを中心に話題を呼び、バンドの新境地ともなったシングル「ファジーネーブル」の甘酸っぱさ、初期の楽曲で人気も高い「リップシンク」の不安定さ、「baby blue eyes」の儚さと、どの曲もギュッと抱きしめたくなってしまうのは、3人のリアルが色鮮やかに輝いているからであろう。

ベルマインツ

どんな時代でも、スッと入ってくるような音楽!

2018年結成の3人組ポップスユニット。神戸・大阪を拠点に活動中。
2人のシンガーソングライター、盆丸(Vo/Gt)小柳(Vo/Gt)のツインボーカルに
前田(Ba)のコーラスが加わったハーモニーを武器に、往年のポップス、ロックにリスペクトを感じる懐かしくも新鮮な楽曲が特徴。
そのどちらともが類まれなる才能を感じさせる歌声と作曲能力を持っていて、既に関西では頭角を現し始めている。

ポップの中に視覚的で文学的な日常

ストリングスやクラリネット、重厚なコーラスなどで構築する楽曲や、牧歌的でありながらも80年代のシティポップやネオソウル、ディスコミュージックなどに傾倒した作りになっている楽曲がどこか新しさを感じられるサウンド感が心地良い。
ポップの枠にノスタルジーな世界観を感じさせるメロディと、それに対比して未来を歌うその歌詞の文学性やそこからくる美しさもまた心地良く、クリエイティヴの真骨頂を伺える。

トンボコープ

 圧倒的にキャッチーなメロディを奏でるニューカマー!

圧倒的センスとポテンシャルでポップシーンの「今」を突き刺す、平均年齢21歳の4人組ロックバンド・トンボコープ。結成1年目にもかかわらず、注目のニューカマーを紹介するSpotifyのプレイリスト『RADAR: Early Noise』にピックアップされたほか、『バイラルトップ50 – 日本』週間ランキングにて2週連続で1位を獲得するなど、数々のトップアーティストに並んで上位にランクインし、SNSを中心に話題沸騰中!
リフレインするメロディに高まる恋心を描く。感情移入しやすい歌詞というバズり要素は兼ね備えているが、そんな評価で片付けるにはあまりにもったいないほど、音楽的才能が溢れ出たバンドだ。

RADWIMPS好きには絶対刺さる

フロントに立つ雪村りん(Gt/Vo)だけでなく、林龍之介(Dr)も作詞作曲を担当している。
ソングライターが2人いるという体制からも、トンボコープに大きな可能性を感じる。
圧倒的にキャッチーなメロディと、爽やかな高揚感をもたらす快活なバンドサウンドはソングライターが2人いるとしても、バンドとして揺るがない音楽性であることがわかる。
バラエティに富んだ楽曲を生み出せることからバンドの可能性が無限大に広がっているのだ。SNS上の承認欲求や学生生活を切り取る歌詞で10代の心に寄り添いつつ、第一線で活躍する大物バンド感を漂わせるサウンドが、単なるバズで終わらない彼らの将来を保証している。

muque

バンド名はフランス語と日本語の造語!?

Asakura(Vo&Gt)、Lenon(Ba)、takachi(Dr)、Kenichi(Gt)による福岡在住4ピースバンド。
muqueの楽曲はドラマーでありながらトラックメイク、アレンジを手がけるtakachiとトップライン、作詞を担当するAsakuraを中心として制作される。
US、UKに止まらずASIANも含むワールドワイドな音楽を好むtakachiの同時代性の高いトラック、Asakuraが紡ぐ抒情的な詞、世界観とどこか和を漂わせるメロディーラインがその最大の魅力。そんな楽曲がAsakuraによるエモーショナルなヴォーカリゼーションにより独特の世界観を作り出している。
バンド名のmuque(ムク)はフランス語で“音楽”を表す「musique」と、日本語の「無垢」をかけた造語で、「穢れのない音楽(muque)=周りに影響されず、自分たちのやりたい音楽を作り続けたい」という意味が込められている。

結成間も無くして注目のバンド!

LANYやValleyのような型にはまらず、あらゆるジャンルを取り入れているアーティストに影響を受けてるバックボーンがある。
muqueはそれぞれが違うルーツを持つメンバーで 、ポップス、R&B、ロックなどのジャンルからインスパイアされた独自のサウンド、抜群の歌唱力とグルーヴ感のある演奏に、結成1年ながらEggs、J-WAVEなどで注目新人としてピックアップされている。
疾走感あるドラム、ベースに、軽やかなギターフレーズ、トラップやオートチューンを取り込んだ、バンドの枠組みに囚われないmuqueならではのエッジーなサウンドが光る楽曲、Asakuraの芯のある淡い歌声が、独創性をなお引き立てている。

 

Broken my toybox

ジャンル「ブロークン」を掲げるバンド

サウンドのみにとらわれず、独自のポップやロックを追求する音楽集団。
ディストーションがかったギターロックサウンドにVo藤井のハイトーンボイスが重なり、切なさやノスタルジーを醸し出す。
一度聴いたら忘れないメロディーの楽曲を多く生み出しながら、東京を中心に精力的な活動を行っている。
特筆すべきは楽曲制作のスタイルだ。彼らはまず楽曲のタイトルを決定し、その後にメロディーをつけていくという。まるで一つの小説を作るようなスタイルで楽曲を紡ぎあげていくので、メロディーと言葉、バンドサウンドとの親和性が高い。

エモーショナルな音が感情に直接響いてくる

楽曲制作の中心となるのはVo.Gtの藤井で、基本的には藤井が作詞作曲を行い、メンバーがそこに肉付けを施していく。経験則やその時々に思っていることを詩にしていくので、共感・感情移入できるような楽曲が多いのも特徴だ。
往年のシューゲイザーを思わせるような歪んだ音作りに、冬の空や空気に溶けていきそうな甘く切ないギターフレーズ。そこにボーカル藤井のセンチメンタルな歌声が響き、実に感情を刺激される楽曲や、印象的でメロディックなフレーズと小気味のいい和音のフレーズをうまく絡ませ、楽曲に盛り上がりをプラスしたりと、ギターロック好きにはたまらない。
感傷的でありながら、優しさも強く感じるその世界観を大きなステージで感じてみてはいかがでしょうか?

 

Neighbors Complain

 

ブラックミュージックをルーツにし、ずば抜けた実力!

2014年結成、大阪在住のR&Bバンド。
ブラックミュージックをルーツに、それぞれの個性を活かしながらも1つに混ざり合うグルーヴ、4人にしか出せないサウンドを追及し続けリスナーを魅了する。
バンド名は、デビュー以前にバンド形態でのストリートライブを行なっており、
大きな音で近所に迷惑をかけていたのではないか?というところから「近所迷惑」の意味であるNeighbors Complainと名付ける。
Neighbors Complainにしか展開できないセルフ・コンテインド・バンドとしての“人力音楽の凄み” が凝縮され、かつ、バックボーンルーツにあるブラックミュージックへの愛情をオリジナルに昇華させている

抜群のグルーヴ感!

Neighbors Complain最大の魅力は何といっても途切れないグルーヴでしょう。
彼らのルーツはブラックミュージック、R&Bを主軸にしつつ、他にもジャズやソウルなどを取り入れ昇華した楽曲は時代を先駆ける楽曲と言える。
また、途切れないグルーヴはストリートライブを数多く行ってきたからこそ実現できるスキル。
0の状態から始まるストリートライブで、「どうやって自分たちの楽曲を聴いてもらえるか」を追求し続けた結果が今のNeighbors Complainの形態ではないだろうか。
Neighbors Complainの魅力は途切れないグルーヴだけではなく、Vo/Key.OTOの桁外れの歌唱力も魅力と言える。ストリートライブを数多く行っている影響か、YouTubeを始めSNSにはNeighbors Complainのライブ映像が多々見受けられる。
そこで聴くOTOの歌唱力はまさに驚愕。
自分たちのオリジナル楽曲はもちろんのこと、海外アーティストのカバーをすることもチラホラ。
Just The Two Of Usの楽曲を見事に歌いきる
歌唱力は圧巻です。

35.7

 

Z世代エモバンド

2003年生まれのメンバーを中心に東京都内の高校の軽音楽部で結成した4人によるロックバンド。通称“ゴーテンナナ”。
作詞・作曲を務める高橋優(Vo/Gt)による抒情的かつ文学的な歌詞と耳に残るキャッチーなメロディ、胸に迫るエモーショナルな歌声が10代を中心に共感を呼び、ライブハウスシーン、ストリーミングサービス上で注目を集めている。
一昨年にリリースされた配信楽曲「祝日天国」はSNS上で話題となり、Spotifyバイラルチャートにもランクインを果たしている。

楽曲が持つ「温度」の体現性

ツヤのある声と波打つギターの音が繊細なサウンドに緊張感を走らせ一気に聞く人を引き込んで行く楽曲や、爽やかなメロディーに寂しげな恋の感情を乗せる歌詞と疾走感のあるギターロック、強がってるみたいな切ない歌声で、今まで言葉にできなかったすべての「温度」に言葉を、音を、色をくれる。それが、35.7というバンド。

CLAN QUEEN

 

クリエイティブネオロックとはこのこと!

突如音楽シーンに現れた3人組クリエイティブユニットバンド。
メンバー各々が作詞作曲、映像監督、グラフィックなどを全て担い、 それぞれが活動の幅を広げている。
ショーのスタートを表すかのようなイントロが特徴的でいてそこから、ピアノの音色やバンドサウンドで華やかにサビを盛り上げていく楽曲構成はなんとも鮮やか。
途中でラップが入るところも初見だといい意味で予想を裏切ってくれる。
それこそがまさに”クリエイティブネオロック”を提唱する新世代ユニット。

多才なクリエイト!

このユニットの「音で遊んでやろう」という意気込みが思いっきり伝わってくる変幻自在なサウンドがたまらない。メロディはダークに沈みながらも自然と身体が動いてしまうファンクネスに満ちているし、ピュアだったりシニカルだったり多面的な表情を見せるyowa(Vo.)の声に混ざってくるAOi(Vo./Gt.)の渋いラップが効いているし、MVはクオリティが異常に高いなと思ったらMai(Ba.)が担当しているなどの多才ぶり。
まだ情報の少ないアーティストのため早耳リスナーは是非チェックを!

Cody・Lee(李)

ブレイク候補筆頭格!

2018年、大学の友人同士で結成。東京を拠点にライブ行い、ロックファンの口コミから注目を集め、2020年には自主レーベル「sakuramachi records」立ち上げる
個性的な音楽性とファッショナブルなビジュアルで注目を集める彼らは、様々な音楽要素を取り入れた唯一無二のサウンドで、早耳リスナーを虜にしています。
耳にすっと溶け込むメロディセンス、都会的で洗練されたポップスのなかに並存する素朴さや
柔らかな風景を想起させる描写も秀逸。
ポップセンスの中に抜群の突き抜けるようなライブでの爆発力も大きな魅力。

日常と非日常の対比が織りなす独創性

Cody・Lee(李) は蜃気楼のように浮かび上がる非日常空間を閉じ込めたサウンドに日常生活の風景を切り取った親しみのある歌詞が融合することで、彼ら独自の音像を残している。
またツインボーカルの心地良さと独創的なサウンドメイク、 ミュージックビデオも並々ならぬこだわりを持って制作されており、各楽曲から醸し出されるイメージをそのまま映像化したような印象が強い。
日常の何気ない一コマを鮮明に描いた歌詞のアンバランスさなども、唯一無二の中毒性を生み出しています。

レトロマイガール!!

入場規制多数!スリーピースバンド!

各所サーキットイベント連続入場規制中、サブスク総再生数150万超え、圧倒的な表現力で聴く者を一瞬で虜にする花菜(Vo.)率いる大阪発スリーピース・ロックバンド、レトロマイガール!!
ロックの中にどこかノスタルジーなメロディが輝く楽曲は聴く者の耳を虜にしていく。
青春の甘酸っぱい恋心を素直に音楽に乗せて届けてくれる。

空気を一気に変えてしまうライヴパフォーマンス

花菜(Vo.)の突き抜けるような歌声が聴く者の胸に刺さって、うまく言い表せなかった感情を掬い上げてくれる。
恋人との切ない別れ際を描いた楽曲では、花菜の声質と力強い歌いまわしが、かえって強がっている女の子の気持ちを浮き彫りにするようで、喪失感を見事に表現している。思わず聴き入ってしまうような憂いを帯びた歌声は、ライブの空気を変えてしまうほどで、だからこそ感情の機微を描いた歌詞が映える。
入場規制の理由が垣間見るライブパフォーマンスは是非チェックして欲しい。

おとぼけビ~バ~

 

逆輸入ガールズバンド

2009年に京都で結成されたパンクロックガレージバンド、おとぼけビ〜バ〜。キャリアは長めのガールズバンド!
UKツアー、ヨーロッパツアーの成功に加え、アメリカの『コーチェラ・フェスティバル』(2018年)や『SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)』(2017/2019年)、スペインの『プリマヴェーラ・サウンド』(2022年)をはじめとした数々の海外フェス、イベントへの出演を果たしており、すでに海の向こうで大きな注目と支持を集めている。デイヴ・グロール(Foo Fighters)や、トム・モレロ(Rage Against the Machine)などの名だたるアーティストから絶賛の声も多数寄せられており、彼女たちを取り巻く熱いムーブメントが本格的に日本へと進んでいるので要チェック!

圧倒的!世界基準の完成度!

おとぼけビ~バ~といえば、高度な演奏力と歌唱力で繰り出される変則的かつ中毒性の高い楽曲群と、圧巻のステージパフォーマンス、インパクトのあるビジュアルで国内外のオーディエンスを魅了する。
痛快で軽快なサウンドに乗せて、激情ほとばしる日本語と英語を巧みに組み合わせた言葉をキャッチーなメロディに昇華して弾き出す、という規格外なセンス。
日本語がわからないリスナーも夢中でシンガロングしてしまうフレーズの宝庫で、メンバー全員がスリリングなキメとタメを共有しながら躍動するサウンドの爆発力も桁外れの楽曲は、人間の本能的な興奮を誘発できる刺激=音の力を極限まで引き出す。

Aivy

 

美しいメロディは常に健在!

ボーカリストの交代劇を迎えつつも、活動を止めずに走り続けてきた4人組ポップバンドAivy
緻密に組み立てられたポップなサウンドは、立体的にリスナーを包みこむ。楽器数を増やし分厚くした音で華美に彩ることもできるだろうが、Aivyは決してそのようなことはしない。1つ1つの音処理を丁寧に行い、本当に必要な音数でキラキラとした世界を作り出していくのだ。

早耳リスナーは全てを掴まれてしまう!

ボーカルの声も特徴的だ。低音では少年のように響き、高音では星のレースをかけるように繊細に瞬き、等身大のリリックを真っすぐに歌うのである。
リアルで繊細な等身大の歌詞と、心に響くサウンドが共鳴するAivy。聴くものの耳をしっかり捕まえるするかのような独特なイントロ。女性ボーカルのハイトーンでかわいい歌声。エレクトロなサウンドとバンドサウンドが共存し心踊るフレーズが曲を明るくしてくれる。

チョーキューメイ

 

 卓越したアレンジ力と演奏力

2020年に結成した4人組バンド「チョーキューメイ」は、東京都内を中心に活動する実力派バンド。2023年にはTikTokを中心にが爆発的な人気となり、このバンドの独創的なポップセンス、卓越したアレンジ力と演奏力がバランスよく共存した作品には、繰り返されるキャッチーなメロディーとエスニックな雰囲気で聴く人に新鮮な音楽体験をもたらすだろう。
ポップでありながらどこかエスニックな雰囲気を醸し出したり、繰り返されるメロディーに夢中になり、自然と口ずさめるようになってしまうほど、中毒性の高い音楽要素が多々ある。

音楽性の中の非ロック・非ポップス

力強い中にも耳当たりの良いポップなメロディが、チョーキューメイらしさを表現している。
ピアノのお洒落なコードが中心となって楽曲を彩っていて、リズミカルに響く歌はまるで打楽器のように気持ちの良いノリを生み出している。
安易にポップ路線を歩むのではなく、深く響き濃密な感情表現を携えた麗(Vo/Gt/Vn)のボーカルが、大きなインパクトとともに波及していくだろう。
さまざまなジャンルが取り入れられた音楽性の中に非ロック・非ポップスも入っていること。生歌、生演奏のレベルの高さやバンド然とした佇まいは時代に逆行しているが、曲の構成や展開は時代の先端を走っていること。
などなど、素敵にややこしい、一筋縄ではいかないポイントだらけのバンドだが、楽曲は決して難解なほうには行かない。
そこには決して浮き足立つことなく、しっかりと自分たちが鳴らすべき音楽にフォーカスを当てているからであろう

ヤングスキニー

 

繊細でリアルな歌ものロックバンド!

かやゆー(Vo&Gt)、ゴンザレス(Gt)、りょうと(Ba)、しおん(Dr)東京発、平均年齢20歳の4 ピースバンド。嘘だらけで、矛盾だらけな日常の歌を歌う。
シンガーソングライターのかやゆーが中心となって2020年8月に結成。
「本当はね、」や「世界が僕を嫌いになっても」がSNSで高い共感を呼び、TikTokで楽曲を使用した動画が急増、ストリーミングの累計再生回数1億回を突破する大ヒットを記録。
さらに代々木公園野外音楽堂でのライブに1万人以上を動員するなど、
瞬く間に大注目の人気バンドへと駆け上がった。

彼らなりのロックの定義!

自分たちの手で「ロック」という言葉の再定義を試みていて、サウンドは生々しく、ざらついた質感を残しながら、軽快さを手放さないところもいい。
「ロックとは何か」その問いに対して音楽ジャンルとしてではなく、精神的な定義としての「ロック」をヤングスキニーなりの答えとして提示し、音楽やバンドへの熱い想いや愛を叫ぶように歌っていること。
楽曲はとにかく繊細でリアル。
似たような経験があればどっぷり共感できるし、経験がなくても自分の記憶かのように感じることができる。
まるで短編映画のようなリアルな物語性、繊細にして濃密な感情を反映した歌こそがこのバンドの武器であり、幅広いリスナーの共感を得ている理由なのだと思う。

サバシスター

 

勢い止まる事を知らず!新世代ガールズバンド

2022年結成されたばかりの3人組ガールズバンドだ。掲示板で知り合ったメンバーで結成し、MVをTikTokにアップしたところバズりまくり、2022年8月にはオーディション「出れんの!?サマソニ!?」を勝ち抜いてSUMMER SONIC 2022に出演、その年12月には04 Limited Sazabysの2マンツアー「Harvest tour 2022」京都公演に大抜擢!目の覚めるようなスピードで注目度を高め続けている彼女たち。
なち(Vo/Gt)が書くリアルで目の付け所がとことん個性的な歌詞と、それをキャッチーにしてしまう天性のヴォーカル。その生み出す楽曲を意外なほど骨太な演奏で支えるごうけ(Dr)とるみなす(Gt)。ライブを観てもその実力は一目瞭然、おそらくこのスピード感のまま、彼女たちはあっという間に全国区のバンドになって行った。
更に大晦日には「COUNT DOWN JAPAN 23/24」に初出演し、大いなる飛躍の1年を締め括った。
そんな勢い止まらぬ彼女達が、今回新たにPIZZA OF DEATHに仲間入りする事が決定。
結成からわずか2年足らずのうちに規格外のスピードで躍進し、2024年3月にはメジャーデビューも決まっている。

令和のパンクはこうである!

メルカリで狙ってたジャージを誰かに買われてしまったり、お気に入りのスケボーが盗まれてしまったり、日常で起こったちょっと悲しい出来事を発端としながらも、へこたれることなく前を向き、広い視野を持って自分自身を肯定する。キュートなルックスとは裏腹に芯は骨太。
ポップでどこか懐かしい中毒性の高いメロディーに、マイナスからポジティブへスムーズに移り変わる歌詞がバズっている。
令和のパンクロックはこういうものなのかもしれない。
若いエネルギーに満ちた熱量と、それをストレートに前に押し出していく姿、まぶしさはパンクであり元来変わらないもで今もしっかり受け継がれていた。
可愛くてかっこよくてパワフルで、ポジティブに溢れた彼女たちのライブ是非チェックしてみて欲しい。

離婚伝説

名前からインパクトとフックが絶大!

2022年1月結成。松田歩(Vo.)、別府純(Gt.)からなる二人組バンド。音源、映像ともにセルフプロデュースを行う。
Spotifyが2024年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR: Early Noise 2024』に選出されるなどして注目を集める。
マーヴィン・ゲイが1978年にリリースしたアルバム『Here, My Dear』の邦題(離婚伝説)をグループ名にしたそう。
ノスタルジーが漂いながらも、都会的なサウンドが年代問わず多くの人々に寄り添う。2人のルーツは様々だが、あくまで”ポップ・ミュージック”でありたいという思いを込めて楽曲制作を手がける。

キャッチーさにシティポップ的なサウンド!

耳の早い音楽ファンの間で、いま最も人気急上昇中のバンドが離婚伝説だ。注目度はうなぎ上りになる理由がとにかく楽曲が魅力的。艶のあるギターに、甘く切ないヴォーカル。ソウルを基調にしたメロウで洗練されたサウンドはブラックミュージックファンから、ロック、シティポップファンまでを虜にする。
一曲丸々、口づさ見たくなるほど欲を刺激するほどのキャッチーさがとにかく素晴らしい。
ライヴ会場ではすぐさま曲のコールアンドレスポンスが行われるほどの覚えやすさと、リフレインな歌のフレーズはなんとも秀逸。

TRACK15

 

美しいメロディと音の豊かな表情

大阪、高槻出身の4ピースギターロックバンド、TRACK15。
2020年10月結成。メンバーは蓮(Vo./Gt.)、寺田航起(Gt.)、高橋凜(Ba./Cho.)、前田夕日(Dr./Cho.)
蓮(Vo.)の唯一無二の歌声とメロディーセンスを軸に、メンバー全員によるきらびやかで目新しいアレンジが多くのロックファンを魅了し、現在は若者世代を中心に年齢を問わず多くのリスナーから注目されている。
疾走感が心地よいバンドサウンドと、蓮の透明感がありながら感情的で、琴線に触れるような歌声。そして耳に残るキャッチーなメロディーラインと、空間的に広がっている音の気持ち良さも魅力的なポイントの一つで、日本のロックミュージック好きから、本格シューゲイザーや海の向こうのオルタナティブロック好きまで、幅広い人が、きっと良い感触で聴くことが出来るはず。

 大衆性と高揚感を感じる美しいメロ

センチメンタルな雰囲気の歌声とエモーショナルなバンドサウンドの相性の良さもグッとくるポイントで、聴いているうちに楽曲の中に吸い込まれていってしまうという人も多いのではないだろうか。
人を惹きつけるキャッチーなメロディーセンスと歌声、そして表情豊かなバンドサウンドと、魅力的な武器を持つ彼らが、この先たくさんの人に知られていく可能性は高いだろう。
期待して追いかけていっても、損のない4人組だと断言できるので是非、今後の彼らの活躍に、注目していただきたい。

まとめ

いかがでしたか?

今回はガールズバンドや女性ヴォーカルバンドの活躍が大いにあり、女性アーティストが音楽シーンのイニシアチブをとるような状況は今年も続いていくのかなという気がします。
また今回は取り上げませんでしたが、ガールズメタルの方も大変盛り上がっている背景もありますます女性アーティスト達から目が離せない。

令和における最大の流行発信拠点といえばTikTok。最新音楽の流行も、かつての人気曲のリバイバル・ヒットもTikTokがきっかけのものがほとんど。昨今注目を集める昭和レトロはもちろん、2022年には「平成レトロ」が新語・流行語のひとつにノミネートされるなど、近年昭和・平成のカルチャーがZ世代を中心に大きなトレンドになっている。
良いものは時代を超え、しっかり語り継がれていきそれに影響を受け新たなる物に昇華して行く新世代。
若い子の成長ってのは いつだって目を背けたくなるぐらい眩しいもので、その眩しさを見守ってやれるのが大人だと筆者は噛み締めています。

【2024年 ブレイクバンド20選】ライブの声出し規制の解除!Z世代の音楽解放戦線!

ABOUTこの記事をかいた人

平成生まれの音楽好き元バンドマン 邦楽、洋楽、ジャンル問わず良いものをとことん追求。 良いものでありながら人目に付かず埋もれていった音楽を世に広めるべくSNSなどを活用し展開中。