ヴィジュアル系の大きな特徴と言えば衣装とメイク。メイクに関しては最近ではヘアメイクさんが専門の学校を卒業、又は在籍している事が多く、技術的にも非常にしっかりしてます。衣装の場合、昔の様に身近な人に頼んだりせず衣装製作会社に発注するのがメジャーな模様。今回は衣装を選ぶ際の重要な部分を解説します!
目次
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1.インパクト性を付ける為の一例
昨今、ヴィジュアル系バンドの衣装はかなり豪華になっていて、マイナーバンドでも本格的な衣装を着ている事が多いです。
そんな中でインパクトを与えるのはかなり難易度が高いかもしれません。
しかし、インパクトを与える点に置いては豪華でなくとも出来る事があります。
- バンドのコンセプトに基づいて全員統一された衣装
- 全員統一の中でセンターであるボーカルだけ、もしくは奇抜キャラのパートが1人だけ変わった衣装
これをするだけでもインパクトは十分にあると思います。
派手が並んでしまうと視覚的に散らかって見えてしまい、逆にゴチャゴチャしてあまりインパクトを与えられないパターンも。
統一された衣装の場合、ワンポイントがあるだけでインパクトを感じられてファンもコスプレしやすかったりしますし、周りをスッキリさせる事で1人だけ目立つのはインパクトを与える代名詞とも言えます。
また色分けを明確に使うのもポイントの一つです。
この人はこの色という具合にすると、ファンも覚えやすくなるので有効な手段だと思います。
2.演奏やステージングに支障のない衣装
どんなにカッコ良くて派手でも演奏やステージングに支障をきたしてしまう様な衣装では本末転倒。
あくまでもバンドである以上、演奏あってこそですので動きやすさはしっかりと確認しておくべきです。
その為に、生地選びや衣装の全体像なども最初の段階できちんとデザイナーさんや製作会社としっかり話しておきましょう。
3.衣装のサイクル期間をきちんと決め計画ある活動を
ヴィジュアル系では衣装のサイクルが年に数回あり、早いバンドだと3ヵ月程度で新衣装に変えたりもします。
最初の内は市販の衣装を多用する事で費用などは抑えられますが、自分の望むオリジナリティが出しにくくなる可能性も…。
費用はかかりますが製作会社に作成を依頼するなどすれば自分の理想に限りなく近いものは出来上がります。
もしくは一つのサイクルを長く出来る様な衣装を作れれば年に1度だとしても問題ないでしょう。
どの形を選ぶかはバンド活動にとっても大きな影響になるものですので、メンバーとしっかり話し合っておく事をオススメします。
4.衣装の保管はしっかりと!
せっかく作った衣装をどこかに忘れてしまうなんて事が無い様に、機材車に置いておくバンドは多いです。
高いお金を払って作った物を失くしてしまったら再度発注なんて事にもなり兼ねません…。
また機材車などに置く際はファブリーズなどもきちんとして、月に1回か2回は洗濯をする様にしておきましょう。
ファンとの距離が近いライブハウスだとひょんな事から臭ってしまうなんてパターンもありますし、対バンであればあらぬ噂を立てられる可能性もありますから気を付けましょう。
終わりに
衣装はバンドのカラーを出す一つの武器です。
チラシや雑誌などから知られる事が多いヴィジュアル系バンドですからバンドの財政次第ではありますが視覚的な部分も妥協せず攻めるべきでしょう!
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