バンドもフリーランスの時代?!サポートメンバーのメリット・デメリット

ギタリスト

様々な業界で、一定の団体や企業などに属さないフリーランスの人が増えています。
音楽業界、バンドマンの中にも、自分のバンドを持たずにサポートメンバーとして活躍している人が数多くいます。

決して、問題を起こしてコロコロ所属バンドが変わっているという訳ではなく、サポートメンバーというスタイルなのです。

そこで、自分のバンドを持たずにサポートメンバーとして活動する事のメリット・デメリットについてご紹介します。

目次

バンドもフリーランスの時代?!サポートメンバーの種類

バンドメンバー

サポートメンバーの種類

一言にサポートメンバーと言っても、実は2種類あります。

本メンバーになりたい

サポートメンバーの中には、本当は、本メンバーになりたいけれど、まだなれない人がいます。

本メンバーになるための、いわゆる研修期間(?)のような状態です。

本メンバーとして迎え入れるためには、音楽面や人柄などバンドに合うかどうかはとても重要です。

そこで、まずはサポートメンバーとして一定期間ライブ活動をしてから、本メンバーとして迎え入れる場合があります。

本メンバーになりたいけれど、未だなれないサポートメンバーという人がいるのです。

本メンバーになりたくない

一方、本メンバーにはならずに、サポートメンバーでいたいという人がいます。
理由は様々で、仕事の関係や家庭の事情、色んなバンドを経験したいなど、人それぞれです。
自らの意思で、本メンバーになりたくないからならないという人がいます。

サポートメンバーのメリット・デメリット

DJ

サポートメンバーになるメリット

■金銭面

金銭面が、サポートメンバーのメリットの中で一番大きい点だと言えます。

バンド活動をするためには、お金がかかります。

しかし、サポートメンバーとして活動すると、お金がもらえます。

もちろん、お金をもらうためにはある程度の技術力が必要となりますが、サポートメンバーとして受け入れられているのでしたら、お金をもらう事が出来るでしょう。

ライブの為の拘束時間だけでなく、レッスンをする時間なども加味して請求することが出来ます。

正式メンバーの場合は、レッスンスタジオのレンタル代や、曲などの制作費、ライブハウスを借りる為の費用やチケットノルマなど、様々な事にお金がかかるのですが、サポートメンバーはほとんどの場合、これら全て支払わずに済みます。

金銭的な面での負担が無く、お金をもらえる立場という点は、サポートメンバーの大きなメリットと言えます。

■責任

サポートメンバーは、責任がかかりません。

バンドに所属している場合、自分の行動はバンドの行動になり、発言や行動に責任を持たなければなりません。

一方、サポートメンバーの場合には、バンドに何か事件などが起きた場合には、逃れる事が出来ます。

逆に、サポートメンバーとう立場は、本メンバーよりも軽い立場になってしまいますが、物は考えようです。

責任を取らずに、気楽にバンド活動が出来るという点は、メリットだと言えます。

■音楽活動のみでいい

バンド活動は、音楽だけではありません。

練習をして、ライブをするだけではなく、そこには多くの雑用があります。

サポートメンバーは、雑用はしなくてもいいのです。

スタジオの予約、ライブの告知、清算、広報活動など、音楽とは関係ない雑用が沢山あります。
サポートメンバーは、演奏の練習をしてライブに参加することが出来て、いいとこどりが出来ます。
音楽活動のみでいいという点は、メリットです。

■集客しなくていい

ライブを行う時には、なんといっても集客が大変です。
多くのライブハウスではチケットノルマが課せられるので、有名になるまでは集客することは大仕事です。
サポートメンバーは、集客という重圧を背負う事なく、ライブを行う事が出来ます。

集客をせずにライブが出来る事は、かなり大きなメリットと言えます。

サポートメンバーになるデメリット

ギタリスト

メリットあれば、デメリットもあります。

■サポート役でなければならない

名前の通り、サポートメンバーであり、ある意味主役ではありません。

自分のバンドであれば、自分の個性を遺憾なく発揮することが出来ますが、あくまでもサポートなのでバンドのイメージやコンセプトを壊すわけにはいきません。

サポートとしての役割を、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

■代わりはいくらでもいる

サポートメンバーは、自分である必要はなく、代わりはいくらでもいるという点は、大きなデメリットと言えます。

唯一無二の存在ではないという点は、責任はないのですが少し疎外感があるかもしれません。

サポートメンバーとして最善をつくし、最高のパフォーマンスが出来れば、本メンバー同様に充実感を得る事は可能です。

本人の気持ち次第という所です。

■認識されにくい

サポートメンバーは、1つのバンドに在籍するわけではないので、認識されにくいというデメリットがあります。

しかし、技術力が高ければ、全く認識されないわけではありません。

■責任

メリットの項目で、責任がないという点がメリットだと記載したので矛盾していますが、サポートメンバーとしての責任が発生してきます。

サポートメンバーだからと言って、足を引っ張るわけにはいきません。

むしろ、「サポートメンバーが入って良くなった」と言われるようにならなくてはいけないというプレッシャーがかかります。

サポートとしての責任が発生してしまう点がデメリットと言えます。

サポートメンバーとして

バンドメンバー

ご紹介したメリット・デメリットは、バンドにもよるので、必ずしもご紹介した通りではありません。

メリット・デメリットを知った上で、自分がサポートに向いているのかを考えてみて下さい。

技術力が高く、柔軟な性格の人はサポートメンバーとして向いていると言えます。

同じ考えを持つ仲間と、長く一緒に音楽活動をしたいと考えている方は、バンドに所属する方が向いています。

また、自分のバンドを持ちながらも、サポートメンバーとしても活動する人もいます。

どちらが自分に向いているのかを、考えてみる事をお勧めします。

まとめ

ライブ

バンドのサポートメンバーのメリット・デメリットについてご紹介しました。
ご紹介した内容は、バンドによっても異なるので、参考までになさって下さい。
長く続かないからサポートメンバーになるという考えでは、務まりません。
いずれにしても、技術力を磨いておくことをお勧めします。

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