今回は「バンドの効果的な宣伝方法9選」を紹介していきます。いくら優れたバンドであっても知名度を上げないことには多くの人に聴いてもらうことができませんし、もっと言えば稼げません(稼げなければ解散も……)。色々なやり方がありますので、「コスパ」「難易度」などを考慮しながら検討してみてくださいね。
目次
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バンドの宣伝方法9選|メリット・デメリット
方法1:路上ライブ
必ず路上ライブの許可を取ってから行ってください(取れる場所を探す)。
そうでないと、クレームが集まって警察が止めに来ます。
まあ、苦情が来なければ無許可でライブしても大丈夫と言えば大丈夫なのですが、絶対におすすめしません。
ただ、路上ライブによる宣伝で劇的にファンを増やすのは困難です。
ワンマンライブで200人以上お客さんが集まるようになったくらいの段階で、別の方法に移行したほうが良いでしょう。
方法2:カバー楽曲動画をYouTubeに投稿する
・有名バンドの曲をカバーする
・タイトルに「カバー」と必ず入れる(そうでないと反感を買います)
・大きくアレンジする(そうでないと『原曲よりもダメだね』などと言われてしまいます)
・原曲が投稿されていない曲をチョイスする(これで再生されやすくなります)
などの事に気をつけてカバー楽曲をYouTubeに投稿すると、再生回数が伸びやすいです。
でも、この方法。
「色々なバンドがやり過ぎていて、競争率が非常に高く、思ったより宣伝効果が出にくい」というデメリットがあるので覚えておきましょう。
「どうすれば目立つか」を真剣に考える必要がありそうです。
方法3:MV(ミュージックビデオ)をYouTubeに投稿する
最近ではいわゆる「バズり」が大事ですから、「思いっきり笑える方向性でのウケ狙い」のMVを作ってみましょう。むしろ「MVの内容を決める→楽曲を作る」という順番でもいいくらいです。
カバー楽曲を投稿する手法に比べれば、宣伝の競争率は圧倒的に下がります。
ただ、バンドのカラーによってはこんな方法は採れないでしょうし、企画力や予算も必要だと思います。
方法4:音楽系アプリケーション「nana」を活用する
スマートフォンのマイク機能を用いて、楽器の演奏や歌を録音。
そして、見ず知らずの人たちと重ね取り(コラボ)して、音楽を楽しむ。
というコンセプトのアプリケーションです。
あなたのバンドに魅力があれば、nana内で自然に宣伝してファンを増やしていくことが可能です。
実際、nanaからCDデビューしたミュージシャンも存在します。
方法5:生配信アプリケーション「SHOWROOM」を活用する
こちらは、ファンとの交流やトークが中心になりやすい生配信アプリケーションです。
ですが、弾き語りなどもできます。
個人的にはなんとなく「路上ライブのインターネットバージョン」という感じがします。
使いこなせればかなり効率よく宣伝できますが、基本的に無料です。
方法6:他のアーティスト(バンド以外も可)とのコラボ
自分達よりも有名なバンドとコラボすることができれば、かなりの宣伝効果が期待できます。ただ、この方法はややありふれている感じがするので、
・小説家とコラボして楽曲をイメージした小説を作ってもらう
・漫画家~
・映像作家~
など、別ジャンルのアーティストとコラボしたほうが目立てるはずです。
また、逆に「既存の小説、漫画、映像作品などをモチーフにした楽曲を作る」という方法もあります。
ただし、コラボ相手に「自分も宣伝できる」と思ってもらう必要があるので、あまりにも知名度がかけ離れたアーティストとはコラボしにくいです。
方法7:YouTubeの動画広告を利用する(有料)
最初に「宣伝したい動画」をYouTubeに投稿します。
そしてその動画を「広告扱い」で、他の動画の広告として再生させます。
広告のターゲットは意外と絞り込めるので効果的です。
ものすごくお金がかかりそうなイメージがあるかもしれませんが、規模によっては1日1000円以下で広告を出すことも可能です。
ただし、やり過ぎるとバンドとしての印象が悪くなるかもしれないので気を付けましょう。
どれほどお金があるとしても「ありとあらゆる動画に広告を出す」などという事はするべきではないと思います。
方法8:ユニークな企画を練ってメディアに売り込む
実現可能かどうかは別として、
・世界最長のMVの撮影をします
・メンバー全員が身長200センチ以上のバンドです
・10か国語を話せるボーカルがいるので10種類のMVを撮影します
などのインパクトのある企画を作ってメディアに売り込めば、そのまま特集を組んでくれるかもしれません。
競争率は非常に高い(音楽ジャンル以外のアーティストもライバルになる)ですが、上手くいけばかなりの宣伝効果を得られます。
方法9:他のアーティストと対バンする
対バンに成功すると、そのアーティストのファンを取り込めるかもしれません。
・自分達よりやや知名度の高いバンドを選ぶ
・自分達とファン層が近いバンドを選ぶ
・ギャラを出す
といったことを守れば、案外あっさり承諾してくれる場合もあります。
まとめ
「バンドを宣伝する方法9選」と題して色々と紹介しました。様々な方法があり、難易度・宣伝効果はまちまちです。
まずはお金がかからないやり方から試すといいと思います……と言いたいところですが、時間は有限ですから「早く有名になりたい!」というのであれば、有料の方法も検討することをおすすめします。