バンドの「チケット制ネット配信」で稼ごう!|ツイキャス・YouTube

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ここでは、バンドの重要な収益源になり得る「チケット制ネット配信」について解説します。ここでは、その王道の「ツイキャスプレミアム」と、上級者向けの「YouTubeライブ(チケット制ではありません)」に関して紹介します。「こんな状況だからライブができない……」と悩んでいる皆さんはぜひ試してみてくださいね!

目次

バンドのチケット制ネット配信ならツイキャスプレミアムがおすすめです

Twitterを利用する人
「ツイキャスプレミアム」はチケット制ネット配信にぴったりの場所だと思います。
チケット代を自由に設定できる(300~30000円)ので、自信があるバンドは高めにできますし、「まずは初挑戦……」という場合は低めにできます。

ノリとしては本当に「ネット版のライブハウス」だと感じます。

ツイキャスプレミアム配信のその他のメリット

ライブを撮影している人

1:支払い方法の種類が豊富

  • コンビニエンスストア決済
  • ペイジー
  • アマゾン払い
  • ネットバンキング
  • クレジットカード

など様々な決済方法があるので、学生さんなどでも簡単に支払いができます(特にアマゾン払いが楽かなと思います)。

「チケット制はいいけれど、チケットを買うのが難しい」と感じている人は少なくないと思いますが、これならほぼ解決できるはずです。

2:収益が予測できる

ツイキャスプレミアムの場合は、「前払いチケット制」という形になります。
ですから、どれくらい稼げるかを前もって予測することが可能です。
多くのバンドが「バンドとしてやっていくための費用をライブの売上で賄いたい」と感じていると思いますが、ツイキャスプレミアムであればそれがある程度叶うかもしれませんね。

そして、例えば「案外チケットが売れるようだし、機材を買い足そう」ですとか、「ちょっとネット配信時間を長くしよう」などの戦略を練ることができます。

3:アーカイブ動画も「有料視聴設定」にできる

バンドのライブネット配信をリアルタイムで視聴することができなくても、2週間はアーカイブ動画を観ることができます。
また、「ライブ配信→後からチケットを買う→アーカイブ動画を観る」ということも可能ですから、口コミで広がって収益が伸びるということもあるかもしれません。

バンドのネット配信には「YouTubeライブ」もおすすめです【非チケット制】

YouTubeを利用する人

また、YouTubeライブでのバンドのネット配信をすることができます。
主な収益源は「スーパーチャット(投げ銭)」です。

YouTubeライブ配信のメリット

ライブでばらまかれているお金

1:スーパーチャットの金額の幅が広い

スーパーチャットの金額は「100円~5万円」となっています。
そのため、「応援の気持ちを込めてちょっとだけ投げ銭したい」ですとか「全力で応援したい」などのニーズを両方叶えてくれます。
(これはチケット制だと難しいことですよね)

また、少し生々しい話ですが、例えば「毎日5万円投げてくれるお客さん」を確保することができれば、かなりの収益になることでしょう。

2:ライブの視聴者数を増やしやすい

ツイキャスプレミアムの場合は「ネット配信を無料で観る」ということはできません。

ですが、YouTubeライブに関してはそれが可能です。
投げ銭は義務ではありませんからね。

「収益に繋がらなくても、とりあえずたくさんの人に観てほしい」というバンドとしての願いは、YouTubeライブのほうが叶いやすいはずです。

YouTubeライブのデメリット

頭を抱える人

1:収益金額の予想がしにくい

極端に言えば、100万人がライブを観たとしてもスーパーチャットが全く集まらなければ収益は0円になってしまいます。
また、メリットのところで「毎回5万円投げてくれるお客さんがいると~」という話をしましたが、そのお客さんが今後もあなたのバンドから離れないとは限りません。

これは「チケット制」ではないからこそのデメリットだと言えるでしょう。

2:スーパーチャットを導入する条件が厳しい

  • 18歳以上である
  • 直近1年の動画の総再生時間が4000時間以上
  • チャンネル登録者が1000人以上

という条件をすべてクリアしていないと、スーパーチャットを導入することができません(『スーパーチャットを導入しないネット配信』であれば、誰でもできます)。

基本的に誰でも行うことができるツイキャスプレミアムとは大違いです。

総再生時間については、例えば「長時間のライブ動画をいくつも投稿しておく」などの方法でクリアできるかもしれません。

ですが、多くのバンドにとって1000人以上のチャンネル登録者を獲得するのは並大抵のことではありません。
「演奏動画」よりも再生されやすい傾向にあると言われている、「演奏の知識・技術の解説をする動画」を交えつつ、登録者を地道に増やしていくしかなさそうです。

3:「スーパーチャット」というものの空気感が独特

  • スーパーチャットをしたリスナーに必ずお礼を言わないと妙な空気になる
  • かといってチヤホヤし過ぎても妙な空気になる
  • そもそも「スーパーチャット自体」に悪い印象を持っている人も少なくない
  • 感覚がマヒするとバンド側が「スーパーチャットください!」という態度になってしまう恐れも

などといった独特の空気感があります。
バンドのイメージを悪くしないように、気をつけながら付き合っていく必要があります。

まとめ

ライブ配信機材

バンドが「チケット制ネット配信」をする方法を紹介しました。ハードルが低いのはツイキャスプレミアムでしょうね。観る側・配信する側の両方にとって便利だと思います。
また、YouTubeライブでもネット配信ができます。スーパーチャットには夢がありますが、導入条件が厳しく、付き合い方も難しいので上級者向けだと言えます。

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