バンドマンのファッションアイテムに欠かせないピアス、もしかして勢いで自分で開けてませんか?
せっかくのピアスも耳が腫れてしまっては、ライブにも間に合わないですし、始終痛くては、バンド練習にも身が入りません。
バンドは演奏力、曲のクオリティー、歌詞、ステージパフォーマンスがとても重要ですが、実は、見た目=「ルックス」も、求められます。
「ファンション」「お肌のお手入れ」してますか?
ミュージシャン(見られる側=お客様に夢をお届けする側)として「自分磨き」の努力も欠かせません。
バンドマンにとって、ピアスはお手軽にセンスアップできる素敵なアイテムです。
そこで今回は、ピアッシングのおすすめの時期(季節)、耳の健康を守るための7つの注意点をご紹介いたします。
目次
目次
【バンドマン】ピアスを開けるとき絶対ルール!7つの注意点
- 夏前は避けて、秋がベストシーズン
- ピアッシング=穴開けは、必ず病院で行う
- ファーストピアスは24金でコーティングされたもの
- ホールができるまで、ヘアーサロンではカラーは避ける
- ピアスをしたままのスキーやサウナはNG!
- 消毒液のチョイスに注意する
- セカンドピアス選びも慎重に行う
1.夏前は避けて、秋がベストシーズン
春にピアスを開けたい
春に開けるピアスは、新年度や新学期は、学校、勤務先のルールもあり、付け外しの頻度が比較的に多くなります。
ホールが安定するのに時間が少しかかってしまいます。
また、鼻のピアスを開けた時は鼻がかめなくなってしまうケースもりますので、
花粉症の方は春以外の季節にピアッシングすることをおすすめします。
夏にピアスを開けたい
一般的に夏は、ピアッシングに向かないと言われてます。
夏休みなど気持ちも解放され開けたいですよね。
汗などで部位が乾燥しにくく、また汚れやすくなるので、清潔さを保つことに気を配る必要があります。
夏にピアスを開けた場合は、ホールが安定するまでは海やプールへ行くのは控えましょう。
秋にピアスを開けたい
気候も落ち着いているので、相対的にピアッシングがしやすいおすすめの 時期です。
冬にピアスを開けたい
スケジュールの調整がしやすい年末年始の長期休暇や連休もあり、ピアッシングにふさわしい 時期と言えます。
ただ、極端に寒い地域にお住まいの方は、ホールが凍傷になる可能性がありますので、ホールの状態に気を配ることが重要となります。
2.ピアッシング=穴開けは、必ず病院で行う
ピアスを自分で開けたい!と思ってませんか?
手軽にピアスホールを開ける方法として、耳たぶを氷で冷やして感覚をなくして、針で開けることを考えていませんか?
実は、ピアスを自分で開けるのは、衛生面に問題アリ!なんです。
その後の管理も行き届かないので、膿が出やすくなります。
化膿してしまうと金属アレルギーになりやすい
ホールに皮膚が張り安定するまでに、1年以上かかることもあります。
いつでも、じくじくしてます。
また、その間の耳たぶに開いたホールの傷口は感染に弱く、ピアスの金属で金属アレルギーになりやすい状態となっています。
今後の自分の耳の健康のために、面倒に思うかもしれませんが、ピアスは必ず病院で開けるようにしましょう。
ピアスを装着後も、トラブル時に専門医のアドバイスが得られるので安心です。
3.ファーストピアスは24金でコーティングされたもの
金属アレルギーとは、耳にかゆみがあり、ピアスの金属部分がイオン化することによって、起こりやすくなります。
- ピアスを付けている耳たぶが、熱を持っているような感覚
- ピアスを付けている耳たぶに痛みを感じる
市販のピアスはリーズナブルなものが多いのですが、金の純度が低いものが多いので金属アレルギーにつながってしまうのです。
金属アレルギーを起こしにくい、金素材を選ぶ
金は皮膚の上からイオン化を起こしにくく、トラブルもあまり起こりません。
ファーストピアスは、できるだけ24金でコーティングされたものを選ぶのがオススメです。
ただ、まれに24金に対して金属アレルギーのある人もいるので、心当たりがある方は、ピアッシングの施術を受ける際に、専門医に相談してみましょう。
シリコンピアス
金属アレルギーのある人は医療用のシリコンピアスを用意してくれる場合があります。
また、ホールが大きくできればポストも通しやすく、ピアスホールを傷つけないのでトラブルを予防できます。
ポストは太くて長いものを選ぶようにしましょう。
4.ホールができるまで、ヘアーサロンではカラーは避ける
ピアッシングをしてからホールができるまで、カラー、パーマや縮毛矯正などはなるべく避けるのが 堅く無難です。
ヘアーサロン(美容室)でカラーリングやブリーチの際、耳にビニールのキャップをつけますが、薬剤を使う施術のですので、もしホールに液が付いたらトラブルのもとになりかねません。
ピアッシングの前に美容室に行っておくのが一番の得策ですが、どうしても行きたい場合の守るべきポイントをご紹介します。
美容師さんに伝えておくのがベスト!
必ず、ピアスをあけたばかりだということを美容師さんに伝えておくのがベスト!
カットやシャンプーの時、耳にクシがぶつかったり、タオルで耳たぶをごしごし拭かれたりするかもしれません。念のため担当の美容師さんにその旨を伝えておけば安心です。
ファーストピアス卒業の3つのサイン
- ピアスホールが乾いている
- 痛みやかゆみがなく、じくじく分泌物もない
- ポストを回すと楽に回る
3つのサインを目安に美容院へ行く時期を検討しましょう!!
5.ピアスをしたままのスキーやサウナはNG!
- サウナに行くと→しもやけ
- スキーに行くと→火傷
ピアスは金属なので、人間の身体とは熱の伝わり方が違います。
低温時にはとても冷たくなり、高温時には耳たぶよりピアスの方がはるかに早く熱くなります。
耳は何もしなくても、感覚の鈍いパーツです。
しばらくたって悪化してから気がつくなんてレアなケースも珍しくありません。
ファーストピアスに慣れてくるまでもそうですが、初ピアス卒業後も、サウナやスキーでの装着には、どうかご注意ください。
6.消毒液のチョイスに注意する
ファーストピアスを開けてからの念入りに消毒していても、アフターケアの注意点として、実は消毒液を長い期間使うことで起こるトラブルもあります。
消毒薬はどんなタイプを使えばよい?
オススメは、乾燥の早い消毒液タイプ!
ジェルタイプや軟膏での消毒は、完全に消毒薬をふき取りにくいのでホールに成分が残りやすく、不衛生な状態になることも考えられます。
ピアスホールを乾いた状態にしておけるよう、衛生面を重視し乾燥の早い消毒液タイプを選ぶ事をおすすめします。
7.セカンドピアス選びも慎重に行う
ファーストピアスを卒業したら、次はセカンドピアスを装着し、ファーストピアスで作ったホールを丈夫に形作りましょう。
1.ポストの素材は?
ファーストピアスと同じく、金属アレルギーを起こしにくいものを選ぶよう心がけましょう。
チタン100%や24金のものがオススメです。
2.ポストのサイズは?
ホールは大きい方がおすすめ!
細いポストのピアスをつけると、ピアスホールもポストの細さに合わせて収縮して小さくなってしまいます。
ホールが大きいと通気性もよくなり、洗浄のさい汚れや皮脂を落としやすくなりますので、ピアスホールを衛生的に保つことができます。
金属アレルギーを起こしやすい金属とは
金属アレルギーが心配な方は、アクセサリー購入の際、下記の金属を避けることをおすすめします。
- ニッケル
- コバルト
- 錫(すず)
- パラジウム・クロム
- 亜鉛
- 鉄
- 銅 など
まとめ
ピアッシングは医療行為ですので、皮膚科などの医療機関で施術してもらうのが鉄則です。
ホールがしっかりできるまでは、こまめなホームケアもしっかり行いましょう。
- 開ける時期は秋冬がベスト
- 必ず医療機関で施術してもらう
- ファーストピアスは純度の高い金素材を選ぶ
- ホールの完成までは美容院は避ける
- ピアスをつけてスキーやサウナに行かない
- 洗浄用の消毒薬は液タイプのものをチョイスする
- セカンドピアス以降の選び方に注意する
ピアスは耳になじむ大切なアクセサリーです。
バンドマンのファッションアイテムとして欠かせないピアス。
実は、痛みに弱いミュージシャン。人知れずマメにお手入れすると思います。
トラブルなく楽しむために、ピアッシング前にはキッチリと正しい知識を身に付けて安全に楽しんでくださいね!