ライブイベントを行うのが厳しい状況となっていますが、「ライブ配信対応ライブハウス」を使えば「配信」という形式でライブをすることができます。インターネットを通じて一人でも多くの人に音楽を届けたいというバンドマンは、ぜひ最後までお読みください。ライブハウス使用時の注意点も併せて挙げていきます。
目次
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ライブ配信対応ライブハウスに関する注意点まとめ【バンド向け】
具体的なライブハウスの紹介の前にまずは以下をご覧ください。
1:三密を避ける
いわゆる「無観客ライブ」を行うわけですが、気を付けていないとバンドメンバーやライブハウスのスタッフさんとの間で、いわゆる「三密」の状態になる恐れがあります。
やむを得ず密閉空間を作る場合も、人がまとめて入らないようにするなどの工夫が必要です。
油断は禁物です!
2:機材について相談しておく
今回紹介するライブ配信対応ライブハウスには機材が備わっています。
ですが、特に「配信にあたって普段とは違う機材が使いたい」というバンドは、前もってライブハウス側ときちんと相談しておきましょう。
3:ライブハウス側もイベントに慣れていないかもしれません
本記事を読んでから「無観客ライブ配信初挑戦!」をするバンドもいらっしゃるかもしれません。
慣れていないでしょうから色々と気を張りますよね。
となるとライブハウス側を可能な限り頼りたくなるかもしれませんが、慣れていないのはライブハウスのスタッフさんも一緒かもしれません。
「まとめて丸投げ」せずに、協力しながらイベントを実現しましょう。
4:残念ながら閉鎖したライブハウスもあります
この状況下の影響で閉鎖してしまったライブハウスもないわけではありません。
情報が古いサイトでは、「営業中」などと紹介されている可能性があるので気を付けましょう。
バンドのためのライブ配信対応ライブハウスまとめ
それでは、ライブ配信対応ライブハウスを紹介していきます。
新宿LEFKADA
お笑い芸人の永野さんなども使っているライブ配信対応ライブハウスです。
比較的イベントで埋まりやすい印象なので、早めに相談しましょう。
代官山unit
照明業務、音響業務、クラウドファンディング、インターネットチケット発行など、配信ライブイベントに付随する色々な業務をまとめて引き受けてくれるのが代官山unitの特徴です。
現在も収録撮影などに完全対応しているようです。
新宿ヘッドパワー
4月20日から「無観客ライブ配信」に対応しているライブハウスです。
有料配信だけでなく、無料配信にも使うことができます。配信機材もレンタルできるので、まずは相談してみましょう。
渋谷LUSH
渋谷LUSHはYouTubeチャンネルを運営しています。ある程度まとめて動画を観ることで色々分かるかもしれないのでまずはチェックしてみましょう。
「人数制限アリのバンドライブイベント」の営業もしていますが、今のところ「無観客ライブ配信対応」がメインとなっています。
六本木BUZZ
大人の雰囲気がするライブ配信対応ライブハウスです。
現在営業時間を短縮して運営しているようですが、バンドのイベントなどで使いたい場合はその辺りのことも含めて相談しましょう。
渋谷NoStyle
ツイキャスプレミアムを利用しての、ライブ配信イベントなどを行っているライブハウスです。
渋谷駅から徒歩3分と、アクセスしやすい場所にあるのも魅力です。
高円寺U-hA
高円寺U-hAは1~2か月先までライブイベントの予約が入る、バンドマンに人気のライブ配信対応ライブハウスです。早めに話をもちかけましょう。
イベントの組み方の相談もできるので、何かアイデアがある場合は打診してみましょう。
新宿レッドクロス
6月下旬頃から営業を再開しているライブ配信対応ライブハウスです。
アンプなどをはじめとする機材へのこだわりが強いライブハウスとしても有名です。
公式ツイッターアカウントがあるのでフォローしてみてはいかがでしょうか。
四谷アウトブレイク
四谷アウトブレイクには「ライブ配信対応といっても、具体的にはどうやって配信しているの?」という問い合わせが多く寄せられたため、公式サイトにシステムの説明がまとめられています。
ライブイベントをしたいと考えているバンドはぜひ確認しておきましょう。
下北沢近松
公式YouTubeチャンネルの動画投稿を積極的に行っているライブ配信対応ライブハウスです。バンドマンのみなさんは、相談する前にちらっと動画を観ておくことをおすすめします。
下北沢WAVER
下北沢駅から徒歩3分のところにあるライブ配信対応ライブハウスです。
公式SNSなどを見る限りでは、明らかに「まだ慣れていないですが、バンドのみなさんと協力してライブイベントをやっていきたいです!」というスタンスなので、サポートし合いながら音楽を楽しみましょう!
神田 THE SHOJIMARU
4月25日と26日に泉谷しげるさんが配信ライブイベントを行ったことで話題になったライブハウスです。
公式サイトで機材の詳細がまとめられていますので、そちらも確認してみましょう。
まとめ
バンドマンのみなさんに向けて「ライブ配信対応ライブハウスまとめ」と題して解説しました。イベントの開催自体はライブハウス側ときちんと協力すれば成功することでしょう。
ある意味ではそれよりも「環境に気を付けてライブをする」ことのほうが大事です。色々なガイドラインなどを確認しつつ安全に音楽を楽しみましょう。