どんな人がバンドのリーダー(ボーカル)になるべきなの?ボーカルに向いている人特徴5選

ヴォーカル

バンドのリーダー(ボーカル)になるべき人の特徴を紹介します。ボーカルは「歌の上手さ」だけでは務まらないポジションです。多くの人が見逃しがちな要素もあるので、特に「長くボーカルを続けたい人」にこそ最後までお読みいただきたいです。また、「緊張をケアする方法」も挙げていくのでぜひご覧ください!

目次

バンドのボーカルに向いている人の特徴5

1:喉が強い人

口を開けている子供

歌が上手いことも重要ですが、それ以上に「長時間歌い続けられること」も大事です。

バンドとして人気が出て単独ライブをするともなれば13時間は続けて歌うことになりますからね。

ボーカルがバンドのリーダーを務めることが多いかと思います。

そのリーダーが、他のメンバーに「え……大丈夫なの?」と心配をかけることなく、突き進んでいく必要があります。

また、「喉に負担をかけない歌い方」ができることも大事ですね。

そうでないと、「長期的に活動できるバンド」になれませんので。

2:演技力・表現力がある人

女性ボーカル

「歌が上手いのに、なぜか感動できないバンド」もあれば、「歌は正直ヘタなのに感動するバンド」もいますよね。

もちろん「単純に曲として良いのかどうか」という差もありますが、「ボーカルに演技力があるかどうか」もポイントとなります。

優しさを表現できるか、怒りを表せるか、悲しそうに歌えるか、楽しさを演出できるか……などなど。

当然、ボーカルだけが演技·表現できればいいというものではないので、リーダーが中心になって「この曲ではどう表現·演技するか」をバンド全体で話し合っていくことも大事です。

3:度胸がある人

人気バンドになれば、何万~何十万の人がボーカルの歌声を聴くことになります。

ギター·ベース·ドラムなど、「楽器が音を出してくれるポジション」とはまた違ったプレッシャーがありますよね。

「小~中学校などの音楽のテストで、クラスメイト全員の前で一人で歌わされた」なんて経験がある人もいるかもしれませんが、それとは比べ物にならないくらいに恥ずかしいものです。

ですが、売れているバンドのボーカルはそれを恥ずかしいとは思いません。

むしろ「こんなに多くの人が私の歌を聴いている!」と良い意味で調子に乗れる人こそが、バンドのボーカル、もしくはリーダーとして大成できると言えます。

もちろん「歌っていくうちに度胸がついていく」という側面もありますが、

最初からある程度の自己顕示欲やナルシズムがないと上手くいかないでしょう。

4:個性的な人

日本には「売れているバンド」が多く存在しますから、「ただ上手いだけ」では人気が出ない可能性が高いです。

もし「上手いだけ」で売れたいのであれば、「常軌を逸して上手い」必要があります。

(それでも、ビジネス的な『売れる』という視点で言えば限界があるかもしれません)

ですが、「2」でお伝えしたような演技力·表現力などから「個性を作る」ことができれば、どれだけ下手でもバンドとして売れる可能性があります。

極端に言えば、ファンから「むしろボーカルが下手なのがいいんだよ!」と褒められる存在に!?

ただ、この辺りは「センス」だけでやっていくのは限界があります。

ボーカル·リーダーだけでなくバンドメンバー全員で話し合って、「どんな『色』のバンドを目指すか」を決めていく必要があると言えるでしょう。

5:トーク力がある人

多くのバンドは、ライブなどでのMCをボーカル·リーダーが務める事になるでしょう。

となると、トーク力があるに越したことはありませんよね。

バンドによっては「むしろトークを聞きに来ている」なんて言われる事もあるようですし(それがバンドにとって嬉しいことなのかどうかは別として……)。

バンドのボーカルが「緊張」をケアする方法

ボーカル

ほとんどの人間が「緊張」をするものです。

どれほど活動年数が長いバンドでもそれは変わらないそう。

となると、緊張を「消す」よりも「飼いならす」ことが大事だと言えます。

そのためには、何をすべきなのでしょうか。

「何をすべき」と言いますか、考えるべきことが2つあります。

1:本当に「緊張」が原因で上手くいかないのか

「緊張して上手くいかなかった!」というお決まりのワードに逃げないことが大事です。

バンドの場合は、それ以前に

  • リーダーがきちんとバンドをまとめられていたか
  • 練習量は足りていたか
  • ボーカルがきちんと表現できていたか

などなど、気にするべき部分がたくさんあります。

全てのことをきちんとこなしていると「自信」がついて、自然と緊張も薄くなるものです!

2:緊張の有無で結果がどの程度変わるのか

「緊張に原因がある」と考える人の多くが、

「緊張の有無」で結果(バンドで言えばパフォーマンスの質でしょうか)が大きく変わると思い込んでいます。

もしかしたら本当に「大きく変わる」のかもしれません。

ですが、まずは「緊張していようが、いまいが関係ない」と気楽に考えて、

歌ってみてはいかがでしょうか。

緊張していてもいなくても、あなたの歌は多分素晴らしいです。

筆者の実体験ですが「緊張なんてどーでもいい」と考えると、緊張しなくなります。

まとめ

バンドのボーカル(リーダー)に向いている人の特徴を紹介しました。

実は「売れたい」「人気になりたい」という観点で考えれば、「歌の上手さ」というのはそれほど重要ではありません。むしろ表現力·演技力などの部分で「聴く人を感動させること」が大事です。「緊張なんてどーでもいい」と考えつつ頑張ってみましょう!

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