超有名女性ヴォーカルである「マドンナ」の有名曲・人気曲、結婚式向け楽曲を簡単な解説を交えて20曲紹介します。
「ヴォーカル」「ミュージシャン」の枠を飛び越え、「表現者」となっている彼女はどのような歌を謳っているのでしょう。マドンナファンの皆さんも、まだ一曲も聴いたことがないという方もぜひご覧ください。
目次
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世界的ヴォーカル・マドンナとは?|人気曲・有名曲・結婚式向け曲も多数
マドンナは世界的な女性ヴォーカルであり、アルバムのトータル売上枚数は3億枚を超えています。数々の人気曲・有名曲、そして結婚式ソングがあり、彼女が「伝説的なミュージシャン」であることを疑う人は誰もいません。
また、映画、ミュージックビデオ、ファッション、ダンスなど様々な分野にも大きな影響を与え、「それまでの価値観の破壊」をしたと評価する人もいます。
フェミニズム、人種、性的なこと、宗教など、ありとあらゆる「触れにくいこと」に真正面から向き合ってきた彼女の活動は、現代の人々にも影響を与えているとされています。
今回はそんなマドンナの「ヴォーカル」としての活動に焦点を当てていきます。
※マドンナの「生き方」などの部分については別記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
ヴォーカル・マドンナの有名曲20選|結婚式向けの人気曲は?
それでは世界的な女性ヴォーカルであるマドンナの有名曲を20曲紹介していきます。
また、中にはいわゆる「結婚式ソング」として使われることがある楽曲もあります。※ただ、マドンナの曲には歌詞が過激なものもあるので、気になる場合は歌詞も調べておきましょう。
もちろん今回挙げる曲以外にも素晴らしい曲がたくさんあるので、興味がある人は調べてみてくださいね。
1:Like A Prayer(1989年)
マドンナが楽曲作りに深く関わり、ヴォーカル・アーティストという枠も飛び越えてキャリアを積み始めるきっかけになったと言われているアルバムです。
「Like A Prayer」はそのタイトルトラック。
ミュージックビデオ内に宗教的・人種的に「攻めた表現」が詰め込まれていたため当時は批判を浴びることとなりました。
ただ、終盤のゴスペルや力強いコーラスなど単純に楽曲として魅力的です。
今では「単なる人気曲」として扱われているような印象ですね。
2:Like A Virgin(1984年)
ポップの歴史に燦然と輝くマドンナの有名曲。
作曲はトム・ケリーとビリー・スタインバーグ。最初は男性がメインのバラードだったのですが、伝説的な音楽プロデューサーであるナイル・ロジャースの手によって、ヴォーカル・マドンナの代表曲へと仕上がりました。
結婚式用の楽曲としても人気です。
3:Material Girl (1984年)
アルバム「Like A Virgin」で聴けます。タイトルトラックと同じくヴォーカル・マドンナの人気曲となっています。
ジャクソンズの「Can You Feel It」のリズムをベースとする軽快なナンバー。
マリリンモンローを思わせるミュージックビデオでも話題になりました。
4: Express Yourself(1989年)
アルバム「Like A Prayer」の収録曲。
保守的な女性像から解き放たれるという趣旨のミュージックビデオが話題に。
フェミニズムを全面的に強調している、非常にヴォーカル・マドンナらしい人気曲。
現代人こそ、この曲の歌詞に注目するべきかもしれませんね。
5:Hung Up(2005年)
ABBAの「Gimme!Gimme!Gimme!」をサンプリングしたダンサブルな有名曲。
43か国のシングルランキングでナンバーワンとなり、「ヴォーカル・マドンナここにあり」という印象を改めて強めることとなりました。
6:Borderline(1983年)
マドンナの甘く、ややアンニュイなヴォーカル。ポップで哀愁のあるメロディなど、いわゆる「80年代っぽさ」を楽しめる人気曲。
青春ドラマチックな良い意味で安っぽいミュージックビデオも話題に。マドンナの若々しさを堪能できる楽曲。
7:Vogue(1990年)
世界30か国以上でナンバーワンとなったマドンナの超有名&人気曲。90年の楽曲でありながらも、70年代のディスコサウンドを思わせるハウスミュージックとなっています。
ヴォーカル・マドンナは「世界のファッションアイコン」でもありますが、その印象を確立した一曲であるとも言われています。
8: Music(2000年)
アルバム「Music」のタイトルトラック。ダンスミュージック系で構成されたアルバムであり、前作のアルバムからはガラリと雰囲気が変わりました。
Musicはスティングのライブを観賞したマドンナ自身が作った、「音楽そのものをたたえる」ような曲です。
「マドンナのヴォーカルが加工されている」などの点で好き嫌いが分かれそうな楽曲ですが、オーソドックスなディスコビートが魅力的です。
9:Crazy For You(1985年)
80年代っぽさが詰まった力強いバラード。マドンナにしては珍しいノリですが人気曲です。
ミュージックビデオの印象の通り、やや煽情的。
マイケルジャクソンやカーペンターズの楽曲にも関わっているジョン・ベティスが作曲。
ライブバージョンも素晴らしい。
こちらも結婚式ソングとして人気です。
10:Holiday(1983年)
マドンナのデビューアルバムの収録曲。マドンナのヒット曲の第1号は恐らくこの曲です。
シンプルなナンバーでありながらも、軽快なパーカッションと、マドンナの弾むようなヴォーカルのおかげで、聴き終わると「あれ?もう終わり?」という感覚になります。
ごく普通のスタジオでパパっと撮影したようなミュージックビデオも今となっては魅力的ですね。
11:Justify My Love(1990年)
レニー・クラヴィッツとタッグを組んで作った有名曲&人気曲。
サディズム・マゾヒズム・同性愛などを盛り込んだ性的な歌詞とミュージックビデオも話題となりました。
ただ、この頃もはやマドンナは「なんでもあり」のヴォーカルだったので、ファンとしては今さら驚くほどの事はなかったのかもしれません。
マドンナの囁くような怪しいヴォーカルと重いビートが魅力。もちろんミュージックビデオなしでも楽しめますね。
12:Ray of Light(1998年)
アルバム「Ray of Light」のタイトルトラック。スピード感があり、ノリのいいダンスチューン。Curtiss Maldoon(イギリスのフォークデュオ)の「Sepheryn」がベースとなっています。
13:Live to Tell(1986年)
3rd「True Blue」の第一弾シングル。それまでのマドンナには「やや性的なダンスアイドル兼ヴォーカル」という側面もありましたが、それとは違う「大人なバラード」を先行シングルとしたことで、「ヴォーカル・マドンナ」はさらに進化しました。
メッセージ性と神秘性を強調したこのアルバムで、マドンナはさらにその存在感を高めることとなりました。
この有名曲&人気曲を「マドンナのバラードのナンバーワンはコレ!」と評価するファンもたくさんいます。
14:Frozen(1998年)
アルバム「Ray of Light」で聴けます。エレクトロサウンドとアンニュイ感のあるメロディが調和した人気曲。
スピリチュアルで退廃的なミュージックビデオも、アルバム全体のムードと見事にマッチしています。
15: Burning Up(1983年)
ヴォーカル・マドンナの最初期楽曲。デビューアルバムを作る前から、この曲のデモテープが存在していました。マドンナ自身が作詞作曲。
シンセサイザーと80年代チックなドラムマシンのサウンドが楽しい、パンク系のダンスナンバー。
デビューアルバムの中では比較的埋もれている印象があり、「有名曲」というほどではありませんが、ファンからの評価は高い名曲ですね。
16: What it Feels Like A Girl(2000年)
アルバム「Music」で聴けます。エレクトロポップなバラード。怒りや陰鬱さを秘めた、静かな緊張感のある人気曲。
ミュージックビデオに対して「暴力的」などとクレームが相次ぎ、「21時前には流してはならないMV」となりました。
ただ、「ヴォーカル・マドンナかつ、表現者・マドンナのファン」なのであれば必見のミュージックビデオですね。
17:Open Your Heart(1986年)
最初はシンディローパーのために作られた曲でしたが、色々あってマドンナが歌うことに。
80年代チックな爽やかでシンプルなコーラスと、ユニークなパーカッションがマッチするポップロックチューン。
よくよく考えると少し性的な楽曲。
18:Drowned World/ Substitute for Love(1998年)
有名曲・人気曲を多数収録したアルバム「Ray of Light」の1曲目。
この頃のマドンナはヨガや東洋神学にのめり込んでおり、それらの影響を大きく受けたスピリチュアルな雰囲気のあるアルバムです。その中でも、アルバムのムードを最も司っているのがこの曲。
などと聞くと「なんだか聴くハードルが高い曲?」と感じるかもしれませんが、キャッチーなので「マドンナ入門曲」としてもおすすめ。また、これまでのマドンナにはあまりなかった「地声歌唱」も魅力。
19:Cherish(1989年)
アルバム「Like a Prayer」に収録。このアルバムのテーマはズバリ「宗教」であり全体の雰囲気は重いのですが、この曲だけは例外的に朗らか。キュートでポップなラブソング。
モータウン系の軽やかなヴォーカルとメロディがとても楽しい。
ミュージックビデオでは二枚目の男性人魚たちに囲まれています。
ちなみに、その中の一人と(短期間でしたが)交際していたようです。
20:Lucky Star(1983年)
ヴォーカル・マドンナ本人が作詞作曲をしたシングル。マドンナの最初の人気曲。
テンポの速いダンスビートを基本としたキャッチーな有名曲です。
最初の頃のマドンナの鼻にかかったようなヴォーカルを堪能したいファンにおすすめ。
現在のダンスミュージックとは異なり、あまり機械的でないエネルギッシュな音作り。
この曲のミュージックビデオにおけるマドンナの服装やメイクを、全米の若者が真似しました。これもマドンナがファッションリーダーたるゆえんですね。
また、結婚式ソングとしても人気。
まとめ
ヴォーカル・マドンナの有名曲&人気曲、そして結婚式ソングを紹介しました。これら20曲、いえ1曲聴くだけでも引き込まれるはずです。そこからマドンナの生き方や考え方に想いを馳せるのも、シンプルに楽曲だけを楽しむのも良いでしょう。
※「マドンナという人物」にフォーカスした別記事もあるのでぜひご覧ください。
マドンナ公式サイト
https://www.madonna.com/
アーティスト・マドンナの生き方・生い立ち|世界的お騒がせ女性!?
https://band-knowledge.com/madonna-2/
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