歌を歌うことは、思っている以上に体力を必要とします。喉も強くなければならないし、お腹から声を出すために腹式呼吸がしっかりと出来なければならない。大抵の場合、立ちっぱなしなので、基本的な体力も人並以上になければなりません。歌の練習が最優先なので、体力づくりにそれほど時間を割くわけにはいきません。そんなボーカルのための体力づくりは、どのように行ったら良いのでしょうか?ここでは、ボーカルのための体力づくりの方法をご紹介します。
目次
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持久力をつける
プロのボーカリストに限らず、カラオケボックスでみんなでワイワイ歌う時も、1人で自由に歌う時にも、想像以上に体力を使います。カラオケの機械によっては、1曲歌った後に消費カロリーが出るところもありますよね。
バンドのボーカルとなると、日々練習を行うことになります。何時間も歌の練習をし続けるわけですから、かなりの持久力が必要になります。
持久力を付ける方法として思いうかぶのは、ジョギングではないでしょうか?でも、5分や10分程度のジョギングでは持久力は尽きませんし、何よりも毎日続けることは難しいでしょう。出来れば毎日1時間程度のジョギングをすると良いのですが、正直疲れるし時間を作るのも大変ですよね。
そこで、簡単に出来る方法として「ダッシュ」をおすすめします。100mダッシュを10本、毎日続けましょう。時間にしてわずか10分程度あれば出来ますし、心肺能力と持久力の2つを高めることが出来ます。
時間がある時には、ジョギングをするのも良いでしょう。
腹筋を鍛える
ボーカルには、腹式呼吸が良いとされています。腹式呼吸を行うためには、腹筋と横隔膜を鍛える必要があります。ボーカルの中には、1日に100回以上腹筋運動をするという人もいますが、それは難しいのでもっと簡単な方法をご紹介します。
簡単な方法
10秒かけて息を吸います。次に10秒かけて息を全て吐き切ります。その時、吸う時にも吐く時にもお腹を意識しましょう。吸う時には、お腹の中に空気を入れることを意識してお腹を含まらせます。逆に息を吐く時には、お腹をへこませて全て吐き切るようにします。これを、1日に3回行いましょう。
道具もいりませんし、短時間で簡単に腹筋を鍛えることが出来ます。慣れてきたら、回数を増やしてください。
少しキツイ運動
少しキツイのですが、寝る前の数分で出来る方法です。
仰向けに寝ます。両足をそろえて、息を吸いながら3秒かけて床から両足を離します。足は床から50cm程度離してください。次に、息を吐きながら3秒かけて両足を元に戻します。
最初は、これを1日に10回行います。
慣れてきたら、足を戻した時に戻した足を床に付けないで、また足を上げます。
回数も徐々に増やしていき、最終的には3セット出来るようにしましょう。
この運動で最も大切な事は、呼吸を止めないことです。必ず、足を上げる時に息を吸って、足を降ろす時には息を吐くようにしましょう。
まとめ
ボーカルには体力が必要です。何曲も何時間も歌い続けるには、とにかく体力は必要不可欠です。ライブはもちろんですが、日々の練習をするためにも体力を使います。
ご紹介した方法は、とにかく簡単で短時間で出来るものばかりです。隙間時間を使って、是非試してみて下さい。
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