歌は、ほんの5分程度の時間で人を嬉しい気持ちにさせたり、悲しみを癒すことが出来たり、時には聞いただけで涙を流すことさえも出来るすごい力を持っています。わずか2歳の子供が作詞作曲した歌に、思わず笑ってしまう事もあります。そこで重要となる物の1つが歌詞です。作詞をすることはとても難しい事だと考えがちですが、誰にでも書くことができます。
そこで、初心者向けの作詞をする方法をご紹介します。
目次
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作詞をする前に
スタイルを決める
作詞の方法は、色々あります。日常の何気ない一コマを書き留めておいて、それをつなげていく方法や、テーマを決めて書き進めていく方法など、様々です。
まずは、自分の作詞のスタイルを決めましょう。もちろん、いろんな方法で作詞をしても構いません。しかし、初心者の場合は1曲ごとに「この曲はこのスタイルで書く」と決めた方が、書きやすいでしょう。
テーマを決める
作詞を始める前に、曲のテーマを決めましょう。
「恋愛」「友情」「人生」「応援」「家族」「メッセージ」など、テーマにはいろいろあります。
例えば「恋愛」に決めたら、「片思い」「愛情」「失恋」など更に詳細を決めることで、作詞がしやすくなります。
作詞をやってみましょう
初級編
最初から、歌詞をいきなり書くのではなく、ストーリーを考えることから始めましょう。ストーリーに出てくるキャラクターの性格なども考えてみましょう。ネタの準備として、思いついたことをノートに、どんどん書いていきましょう。まとまらなくても大丈夫です。まとめるのはこの後です。
文章を書く
作詞をする前にやった準備を元に、とにかく書いてみましょう。小学生レベルの作文で十分です。まずは、最後まで書いてみることが大切です。
構成
次は構成です。
曲にはAメロ、Bメロ、サビ、大サビがあります。書いた文章の中で、一番サビに持って行きたい部分などを考えて、文字や文の入れ替えをしましょう。小説ではないので、少し意味が通らなくても問題ありません。
削る
書いた文章のいらない部分を削っていきましょう。
「初めて一緒に観た映画、おもしろくて沢山笑ったね。今でも忘れられない思い出になっています」
「一緒に観た映画 いっぱい笑った 楽しい思い出」
こんな感じです。
変える
たとえば「笑う」という言葉は、笑いかける・微笑む・笑い転げる・笑い泣き・スマイルなど、笑いの度合いや言葉が沢山あります。前後の言葉や内容によって、笑いを変化させるとより歌詞っぽくなります。
ここまで出来たら、後は何度も読み返して、気になる所は変更して整えましょう。
もし、先に曲があるのでしたら、曲に合わせてみて下さい。
~上級編
印象に残る言葉や言い回しを使うと、良いでしょう。
例えば、浜崎あゆみさんは女性なのに「僕」という言葉をよく使っています。
「僕たちは幸せになるため~ 」 Voyage
「僕らはそんなにも多くのことなど~」 immature
ボーカルが女性でも、男性、女性両方の目線で聞くことが出来ます。そして、印象に残ります。
他にも、韻を踏むとリズムが良くなったり、強く印象付けることが出来るようになります。
まとめ
作詞をするためには、色々な技術がありますが、ここでは初心者向けの作詞の方法をご紹介しました。
いきなり、ミリオンヒットになるような作詞をすることは難しいですし、それがわかれば作詞家さん達は苦労しないでしょう。
まずは、テーマを決めて自分が書きたいことを書いてみて下さい。そして、楽しみましょう。
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