胸に届く歌を歌いたい!バンドをやっている人は、誰しも思うのではないでしょうか?音楽とは不思議なもので、ただ単に演奏が上手いだけでも、ヴォーカルの歌が上手なだけでも、心に響かせるのは難しいですよね。技術力を伸ばすことは、練習をすることである程度可能です。では、心に届く歌、胸に響く歌を歌うにはどうすれば良いのでしょうか?
目次
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現状を知ろう!
まずは、現在の自分の歌の状態を知ることが大切です。
歌が上手いのは、自己採点ですか?それとも周りの人からも認められるくらい歌が上手いのでしょうか?
もし、自己採点でうまいと思っているだけなら、周りの人の意見も聞いてみましょう。もし、本音で言ってくれる人がいなければ、カラオケの採点でもかまいません。最近のカラオケの採点は、かなり細かく厳しくなっていますので。現状を知ることはとても大切な事です。
リズムはどうでしょうか?
リズム感はありますか?リズムが取れるかどうかの簡単な確認方法は「裏手拍子しながら歌えるか?」です。リズム感がないと、聞いている人の心に響かせるのは難しいでしょう。
声量は?
声量と言っても、声が大きければいいというわけではありません。曲によって適切な声量が出せているのかという所もポイントです。
聞き手の事を考える
心に響く歌を歌うためには、響かせたい誰かをイメージすることが大切です。大勢の「あなた」に向かって想いを込めて歌いましょう。
広い公園の一角で1人で練習をしている時も、ライブ会場で歌っていても、動画配信サイトにアップする画像を録画している時でも、響かせたい相手に向かって歌うことを常に意識しましょう。
ただ上手く歌おうと思って歌っている時とは、確実に変わっているハズです。
表現力を身に着ける
言葉は気持ちを伝えるためのツールでもあります。例えば、「ごめんなさい」という言葉。無表情で棒読みで「ごめんなさい」と言うのと、気持ちを込めて頭をさげて「ごめんなさい」と言うのと、いやいや「ごめんなさい」と言うのでは、伝わり方が全く変わってきます。歌も同じです。歌は、言葉をメロディーに乗せて伝えます。ただ単に言葉をメロディーに乗せるだけでは、相手の心に響かせることは難しいでしょう。表現力を身に着けて歌うことで、まったく聞こえ方が変わってきます。
例えば、抑揚をつけてみてください。
1.サビの部分は声量全開で思いっきり歌う
2.抑えるところは抑える
この2つだけで、抑揚をつけることが出来ます。歌の歌詞やジャンルによっては、この限りではありませんが、メリハリを付けることによって、気持ちが伝わりやすくなります。
まとめ
せっかく歌うのですから、沢山の人の心に響かせたいと思うのは、当然のことです。決して上手とは言えなくても、幼稚園児が一生懸命歌う姿に親や先生は感動します。それは、子供たちが一生懸命伝えようとして歌っているからではないでしょうか?大人は子供と同じように気持ちだけでは足りませんが、歌唱力に表現力をプラスして、歌を届けてみてください。
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