【おすすめ】ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』あらすじ

ダンスやミュージカルでも有名な『ラ・ラ・ランド』ですが、ライアン・ゴズリング演じるセブのピアノとジャズの演奏や歌声もクールでステキ!ジャズの歴史を知れたり、ジャズの聴ける店を開こうと努めるセブの姿に惹かれたりと見どころ満載です。もちろん、エマ・ストーン演じるミアの歌声や女優を目指そうと奮闘する姿にも注目!ロマンチックなストーリーと音楽を堪能できる今作のあらすじや感想を紹介しましょう。

1.あらすじ

ミアはオーディションを受けては落ちてを繰り返しつつも女優を目指していました。ある日、パーティーから帰ろうとすると車がレッカー移動されていたため歩くハメに…ステキなピアノの音色が店から聞こえて入ると、その男に見覚えがあったのです。

男の名はセブ。ジャズが好きで自分の店を持つ夢を持ち、店でピアノを弾く仕事をしていましたがセットリストに従って曲を弾かなかったことでクビになるのでした。その店に来たのがミアであり、セブは前に車ですれ違った覚えがありつつも無視をします。

二人の再開は意外に早く、ミアが行ったパーティーでセブがバンドの演奏をしていたのを発見。帰りを共にして今度はジャズを聞きに行きセブが「ニューオリンズで人々が会話の代わりにしていたのがジャズだ!」と熱弁しつつ、演奏者は音をぶつけ合って歩み寄る刺激に満ちた音楽だとミアに教えるのです。彼女はジャズが癒しの音楽というイメージがあったことや、シドニー・ベシェについて知ることで驚きました。その後、2人は映画の約束をしますが、ミアはグレッグとのデートを忘れていたことで途中で抜け出し、映画館へ…良い雰囲気になった2人は何回かデートを重ねます。

セブはバンド仲間だったキースと再会したことで、彼のバンドのキーボードを務めることに。お金などの諸条件も申し分なく新たなスタートをきるセブに対し、ミアも一人用のお芝居の脚本を書いて小さな舞台を借りて準備万端。しかし、この頃からセブはツアーで各国を回り始めてミアと合う時間が少なくなっていきます。ある日、「あの音楽を続けるの?店を開く夢は?」とミアに言われて「バンドに入って定職に付き、人の好む音楽をすることが夢だった」と返すセブ。ミアが喜ぶと思っていたのに彼女はそうではなかったのです。

セブと気まずい雰囲気のまま、ミアの舞台は終わって観客の少なさや「女優は無理だな…」と囁かれるのを聞いたことで、ショックを受けて故郷へ…するとセブの元に配役のディレクターがミアの舞台を見てオーディションに来て欲しいという連絡が入ったため、ミアを迎えに行ってオーディションを受けさせます。

―5年後、ミアは女優として成功しつつ結婚をして子供もおり、セブは独り身でありながらも「セブズ」という名の店を持つのでした。

2.感想・見どころ

・ミュージカルとしても有名な映画!
最初の『Another Day of Sun』では渋滞が続く道路の車たちがそれぞれ曲を流す中で、運転手たちが歌って車外に出て踊りだす!まさにミュージカルの始まりといった感じで、多くの人々が参加しつつ、ソロで映されるシーンが多いのも魅力。ラストは息を合わせて同じダンスをする人たちで終わるのですが、それも壮観でしたね。

次にミアに「パーティーに行こう!」と友人たちが誘う姿が『Someone in the Crowd』の歌とダンスと共に始まるのも華やか。友人たちが部屋や廊下を移動しつつ、映されるカメラワークがステキで四人のコーラスや、優しさもある歌声が魅力的ですね。
「見つけられるのを待ってる」と寂しげに歌うエマ・ストーンの雰囲気も見どころで、「誰か」との出会いはどうなるのかが楽しみになる展開の始まりです。

『A Lovely Night』の歌はパーティーの後でミアとセブが出会い、「恋の対象外だ」と互いに言い合うように交互に歌うのですか、朝日が登る直前の景色をバックに息ぴったりのダンスを披露するのも良かったです。

セブのピアノと歌にも注目!

セブの『Mia & Sebastian’s Theme』を始めとするピアノを弾き語る姿がとてもカッコイイ!ジャズが好きな彼はが他の演奏者と共にピアノを奏でる姿が前半にありますが、高音のキレイなトランペットや勢いのあるトロンボーンの音と共にピアノが合わさってクールでした。

後半の新しいバンドに加入した際のセブはキーボードを卒なくこなす一方で、伝統に固執せず新たに機械音やエレキギターとも組み合わせることに対して、昔ながらのジャズが好きだったことで悩むことに…そんな彼がバンドを本格的に務める決意をし、ライブでは新しい音楽を披露!昔ながらのジャズで始まるかと思いきや、シンセサイザーやエレキギターと共に派手に演奏が始まって後ろのモニターや光も盛大に使った賑やかなライブをしていたのが印象的です。

また、セブは『City of Stars』という「スターの街よ」とゆっくりとしたテンポで歌う姿も良かったですね。帽子を回したり、口笛を吹いたり…ここでも空の色がグラデーションのようになっているのも見どころです。

終盤の演出が良かった!

ラストのオーディションではミアのソロの歌が披露され、周りは真っ暗な中で力強く歌う一方で悲しげな表情をしているのが印象的でした。「どうか乾杯 厄介な私たちに」という歌詞の『Audition (The Fools Who Dream)』は、女優を目指した理由を物語のように歌う姿が良かったです。

そして映画の最後にはミアとセブのダンスが再び…色んな人たちも街や周りの人々を演出して華やかで、2人の思い出をつなげるように作られていました。もちろん、セブのピアノの他、トランペットのソロもステキで、これまでのストーリーを思い起こさせる演出がとても良かったです。

3.まとめ

セブはミアを思って定職に就くためバンドを始め、最後にはしっかり自分のジャズの店を開く…夢を追った彼が少し遠回りをしながらも叶えるという点ではサクセスストーリーだったと言えます。しかし、彼の隣にはミアがいなかったと思うと少し悲しくもあるエンディング。彼女も女優になる夢を叶えられたのにも関わらず、ハッピーエンドとは違ったリアルなストーリーにはしみじみさせられました。ミュージシャンや役者を目指す際の大変を感じつつも、ジャズやミュージカルを楽しめる作品でした。